Venture GlobalがPlaqueminesとCP2の新たなLNG販売契約、FID前の重要な進展で最新情報を発表
AsiaNet 95021 (0607)
【アーリントン(米バージニア州)2022年3月16日PR Newswire=共同通信JBN】Venture Global LNGは16日、Plaquemines LNGとCP2 LNGの各年間100万トン(1 MTPA)を含む期間20年の新たな長期売買契約(SPA)2件をNew Fortress Energy Inc.(NASDAQ: NFE)と結んだと発表した。これは、2023年に建設を開始する予定のCP2 LNG施設の初のSPAである。これらの契約を合わせ、Venture Globalは、2017年以降に米国LNG企業が締結した20年の長期契約の80%以上を占めることになる。
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Venture Global LNGのMike Sabel最高経営責任者(CEO)は「Venture GlobalはNew Fortress EnergyとLNGで長期の提携関係を結んで光栄だ。低コストの米国産LNGを新興国に輸出することでエネルギー市場への供給を維持しつつ、クリーンエネルギーの目標も推進するというコミットメントを、両社は共有している。Calcasieu Passに隣接するCP2 LNG施設は、ルイジアナを世界のエネルギー安全保障を強化するイノベーションの国際的なハブにするという当社のビジョンに基づいて建設される」と語った。
同社はこの日、Plaquemines LNGの最終投資決定(FID)前の活動でいくつかの重要な進展も発表している:
*近く正式にFIDを決定し、プロジェクトファイナンスをまとめる予定
*歴史的な市場の需要とプロジェクトへの強力な資金支援により、2021年8月に建設を開始
*最大定格容量20 MTPA(年間2000万トン)のうち1400万トンを販売。今後数週間で残りの容量の契約を発表する予定
*KZJV、Baker Hughes、UOP Honeywell、CB&Iなどの世界クラス企業にエンジニアリングと調達の契約を発注
Venture GlobalのMike Sabel CEOは「今日の世界市場では実行とスピードが問題であり、Venture Globalは世界のエネルギー需要の増大を賄う米国産LNGの生産力を迅速に実現できる独自の立場にある。それを念頭に置き、さらにFIDからCalcasieu Passでの最初のLNG生産まで29カ月の成功記録に基づいて、当社はPlaqueminesの計画を促進した。プロジェクトファイナンス手続きを完了しつつ、主要なEPC(設計、調達、建設)契約の発注、2021年秋の建設開始など、プロジェクトを加速する多くの措置を取った」と述べた。
▽Venture Global LNGについて
Venture Global LNGは資源豊富な北米の天然ガス田から供給される米国産LNG(液化天然ガス)の長期・低コストの供給事業者である。Venture Globalの最初の施設であるCalcasieu Passは2022年1月にLNGの生産を開始した。同社はまた、クリーンで手ごろな価格のエネルギーを世界に供給するため、ルイジアナ州で60 MTPA(年間6000万トン)の追加生産設備を建設・開発中である。同社は各LNG施設で炭素回収・貯留(CCS)プロジェクトを開発している。
ソース:Venture Global LNG
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