お取り寄せグルメでバーチャル角打ちをしてみた
「規格外の野菜を販売しよう」という今回の試みは、どんなきっかけで始まったのだろうか?
投稿者の三浦大輝さんは、Jタウンネット記者の質問に電話でこう答えた。
「11月中旬、知り合いの北海道の農家で、野菜の収穫を手伝っていたのです。大きすぎたり、逆に小さすぎたり、変形していたりしている野菜があれば、その場で畑に捨てるように言われました。
そうやって収穫してきた野菜を、倉庫でさらに選別するのです。規格外の野菜は、商品にならないからといって、コンテナから出されてしまいます。どうするのか? と聞くと、廃棄処分するしかない、とのことでした。
ならば、私に売らせてくださいと申し出て、ツイッターで呼びかけることにしたのです。ツイッターでのリツイート数などを見て、手応えを感じています。販売する野菜セットの内容、重量、値段など具体的なことは、これから考えたいと思っています」
三浦さんは、現在のツイッターでの反応を見て、自信を深めているようだ。これまでのSNSを活用した販売実績を元に、独自の戦略が組み立てられているのかもしれない。
ツイッターにはこんな声が寄せられている。
「味に違いはないのに、更に料理してしまえばB品だなんて全然わかりません。ぜひ販売お願いいたします!」
「規格に合わなければ廃棄、という今までのやり方が変わっていくといいなと思います」
「皮剥いて切れば一級品です」
「規格外でも味は変わらないし、野菜はいくらあっても助かるので安くなるならありがたいぐらいです」
形は規格外でも味は変わらない、という意見が続々と届いている。RT数も「いいね」もとどまるところを知らないという勢いだ。
三浦さんは、記者の取材に対し、こうも語っている。
「ふだん店頭では目にすることのない、規格外の野菜を購入できるのも、SNSを通した販売ならではの、ちょっとおもしろい体験だと思います。そんなことを楽しんでもらえるといいなとも思っています。また北海道の農家さんの野菜づくりに対する苦労に、少しでも共感を感じていただければ嬉しいです」
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