北海道電力ツイッター、1年半ぶりに更新再開
2018年9月6日未明に北海道で発生した最大震度7の大地震。
一時道内全域となる約295万戸が停電し、空港が閉鎖になるなど混乱が生じているが、地震を機にあるツイッターアカウントが復活した。

本日3月31日をもちまして更新を終了いたします。プレスリリースやお知らせなどは当社ホームページをご覧ください。
— 北海道電力株式会社 (@Official_HEPCO) 2017年3月31日
長らくのご愛顧ありがとうございました。
こうした文と共に、ツイート更新を今後行わないことを宣言していたのは、北海道電力公式アカウントだ。2012年11月にツイッターを開設したが、17年3月31日をもって更新はストップ。
だが6日の地震を受け、上記のツイートに対し、
「おい更新再開しろw HP見たらアクセス過多か停電のせいか知らんがメンテナンス中ですってギャグかよw」
「北海道電力さん、これを教訓に公式ツイッター復活して下さい」
など復活の要望がリプライで寄せられた。
こうした声を受けてか、18年9月6日7時台にツイートが再開し、道内で一時発生していた全域の停電を伝えた。
停電の状況について(6時現在①)
— 北海道電力株式会社 (@Official_HEPCO) 2018年9月5日
9月6日03時08分 胆振地方中部で地震が発生。その地震に伴い道内の火力発電所が緊急停止し、電気の使用量と発電量のバランスが崩れたことで、周波数が乱れ、北海道内の全域で停電が発生しました。現在、北海道内の全てのお客さま約295万戸が停電しております。
以後、7日までに停電の復旧状況や、会見で佐藤佳孝社長が述べた趣旨などを投稿し続けている。
今回の復活には、「さすがに細かい情報までは載っていないようです」「おお、北電のツイッター垢が復活しとる」といった反応が上がった。また、地震発生直後から情報発信を続けている世耕弘成経済産業相も、みずからのツイッターで「再開」を伝えている。
北海道電力のツイッター再開してます。 https://t.co/ACXXkKD9ua
— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) 2018年9月5日
なお、7日12時時点で、停電は143万7000戸で続いている。