これぞ戦跡の有効活用だ... 温泉への通路に「防空壕」を使っている旅館が、静岡にあるらしい
静岡県のとある旅館には、非常に珍しい温泉があるらしい。一体、どう珍しいのか。
その温泉が、こちらだ。
看板に書かれているのは、
「防空壕五右衛門風呂」
という文字。「防空壕」と「五右衛門風呂」という、何やら聞きなれない組み合わせの名前をしたこちらの温泉が、ツイッターで注目を集めている。
話題になっているのは、2020年11月7日、ツイッターユーザーの葉葉波(@hahaha3)さんの投稿だ。
なんと、温泉までの通路に、第二次世界大戦時に実際に日本の陸軍が使用していたという防空壕を使っているというのだ。温泉があるのは、静岡県伊東市の旅館「大東館」。写真は、7日に葉葉波さんが同旅館に立ち寄った時に撮影したものだという。
この投稿にツイッター上では、
「これぞ軍事施設の平和利用だな」
「防空壕が温泉への通路になっているなんてある意味戦跡の有効活用だからいいなぁ」
「旅館に泊まりながら戦跡探訪もできるなんて凄い。ぜひ泊りに行かなければ」
といった声が寄せられている。
また、同じ旅館に宿泊したと思われるユーザーからは、
「夜中に行くとちょっとホラー感あって良かった」
という感想もあった。