保険会社で営業マンをしていた私。ある日、客から預かった800万円の入った鞄を紛失して(東京都・60代男性)
電話ボックスに置き忘れた、大切な鞄。それが見つからないと、大変なことに......。
東京都在住の60代男性・Mさんの若き日の失敗と、それを救ってくれた人。
<Mさんからのおたより>
もう今から40年ほど前、損害保険会社で営業マンとして働いていた時のことです。
まだケータイ電話もなく、外から会社やお客様に電話を入れる時は公衆電話を使うしかなかった時代です。
ある時お客様から集金したお金をアタッシェケースに入れて持ち運んでおり、会社への定時報告と次のお客様に少し時間に遅れそうという電話を入れるため、車を止めてアタッシェケースを持って公衆電話ボックスから電話を入れました。
そして車に戻り、走り出して10分ほど走ってから、いつも助手席に置くアタッシェケースが見当たらないことに気付いたのです。