電車の中で咳が止まらなくなってしまった――。読者の中にも、そんな経験がある人もいるかもしれない。 Gさんもその日、そうなってしまって......。 咳がなかなか止まらなくて(画像はphotoAC) <Gさんからのおたより> コロナショックも明けきっていない頃のことです。 その日は前日から体調を崩していたのですが、シフトに穴を開けられず、無理をおして出勤しました。 しかし、体調悪化。仕事にならず帰宅することになりました。 正面に座っていた女性が 帰りの電車の中、咳が止まらなくなり、近くに座っていた方はそっと席をかわられたりしていました。 申し訳ないなと思えば思うほど咳はおさまらず、いてもたってもいられない心持ちでした。 目的の駅はまだまだでしたが、駅でドアが空き、ひとまず降りようと立ち上がった瞬間、前の席に座っていた30代くらいの女性の方が、私の前にそっと龍角散ダイレクトを差し出されにっこりとそして颯爽と降りていかれました。 呆気に取られ、龍角散ダイレクトを握りしめ降りるのも忘れて、呆然とした私を想像してください。 そんな粋なことができる人がいるなんて、世の中捨てたものではありません。 何も言えなかった私の心の中をずっと明るく照してくれる素敵な方との出会いでした。 【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】 名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。 Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」「親切自慢エピソード」「親切目撃談」などを募集している。 読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。 読者投稿フォームから送る 公式XのDMで送る メールで送る ※本コラムではプライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください