一刻も早く、妻の元へ駆けつけたい――! そんな時に起きてしまったエンスト。若き日のFさん(投稿時:千葉県在住・60代男性)は途方に暮れたが......。 通りすがりのトラック運転手が(画像はphotoAC) <Fさんからのおたより> 四十数年前のこと。次男のお産のため山形県鶴岡市に里帰りしていた妻に陣痛が来たことを聞き、オートバイで駆け付けようとしていた。 しかし、千葉から東北道を走り福島飯坂から下道に降り赤湯辺りの登り坂を走ってたら突然のエンスト。調べたらガソリンをリザーブにしたままで空っぽに。 自販機のあるスペースまで押して途方に暮れていると大型トラックがそばに停まった。 トラックが走り去って、5分後 「どうしたん?」と聞かれたので自分の失敗を伝えた。 ちょうどその日はお盆の真っ只中、どこもスタンドは開いてない。 「ついてないねぇ」と会話し、トラックは去った。しかし、5分くらい経った頃にトラックが戻ってきた。 「坂を降った先に開いてるスタンドがあったから乗せてくよ」と言ってくれてスタンドへ。更にスタンドで2リッター缶を借りてまた元いた場所までまた戻ってくれた。 新潟港まで行くと言ってたドライバーさん。名前を聞くこともなく二往復してくれたのに大したお礼もできないまま別れた。 その後スタンドへ行き満タンにしたのは言うまでもなく、そして無事次男坊を抱くことができました。 顔も覚えていないけど感謝の気持ちは未だに忘れることはありません。 【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】 名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。 Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」「親切自慢エピソード」「親切目撃談」などを募集している。 読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。 読者投稿フォームから送る 公式XのDMで送る メールで送る ※本コラムではプライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください