級友が手にしていた「凄いもの」に「俺たちも探しに行こうぜ」 現地に着いたら場所が分からず絶望的に(神奈川県・60代男性)
クラスメートが自慢していた「化石」を見つけようと、友人たちと一緒に探しに出かけた50年前。
全然見つからず、諦めかけたときに奇跡が!!
神奈川県在住の60代男性・Oさんの思い出。
<Oさんからのおたより>
それは50年ほど前、小学6年生の時の話です。
朝、教室へ行くと、皆があるクラスメートを囲み何やら盛り上がっていました。
見ると、彼は岩の欠片を持ち、
「化石だぞ、凄いだろ!」
と自慢していました。
私も初めて見た化石に「いいなー、凄いなー」と羨ましがっていました。
休み時間になり、友人たちと話しているうちに、
「俺たちも探しに行こうぜ」
ということになり、数日後、彼が化石を見つけたと言う御殿場線の谷峨という場所へ皆で向かいました。
何時間探しても一向に化石が見つからない
当日、2時間ほど電車を乗り継ぎ谷峨駅へ着くと、すぐ側に大きな川が流れていました。
見せてもらったものは貝の化石だったので、まずは皆で河原を中心に探しました。
ところが、何時間探しても一向に化石が見つからない。
腹も減ってきたので「山へ登って景色の良いところで弁当でも食べるか」となり、駅を挟み反対方向にある山へ向かいました。
山は樹々が生い茂っていましたが、少し登ると崖が崩れて出来たような空地があったので、そこに腰を下ろし弁当を食べました。
食事が終わると「この後、どこを探そうか」と言う話になりましたが、そこでようやく気が付いた。
化石を見付けたクラスメートから駅名は聞いていたが、誰も具体的な場所を聞いていなかったのです。
終電に間に合わなくなり
全員が半ばあきらめモードになり、私も「化石なんてそう簡単に見付かるもんじゃないか......」と呟きながら足元の岩をつかむと......なんとその岩に化石が!
「おい、これ化石だよ!!」「あったよ!!!」
皆一気に元気になり周囲の岩を拾い見ると、あたり一面化石だらけ!!!!
「こんなことってあるんだなー」
感激しながら、持てる限りの化石をバッグに詰め込み帰路につきましたが、既に空は真っ暗。
時を忘れ熱中してしまったため、途中で終電に間に合わなくなり、父に迎えに来てもらいました。
私の「スタンド・バイ・ミー」でした。
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