奈良県在住の30代女性・たまりんさんは身長153センチ。 その身長のために、満員電車では大変な思いをしてきたという。 それは彼女が中学生だったころのこと。車内には彼女の頭を机のように使ってくる男性客がいて......。 電車で通学中に...(画像はphotoAC) <たまりんさんからのおたより> 私は身長が153センチ。中学当時はもっと小さかったかもしれません。 そんな身長で満員電車に乗ると、背の高いおじさんが私の後頭部から肩にかけてを机代わりにして、新聞を読み始めることもしばしば。 半ば諦めていましたが、ある日しつこく私を机にして来るおじさんがいました。 新聞で頭を固定され、動けなく 後頭部から垂れてヒラヒラと動く新聞。 邪魔で重たくて何度もがいても、四つ折りにした新聞を押し付けて来る。 しまいには新聞で頭を固定され、動けなくなりました。 そこに現れたヒーロー。20年くらい前で当時20代後半~30代前半くらいでしょうか。 綺麗に化粧を施されて、目鼻立ちがはっきりした、美しい背の高い女性。 言外に「嫌がってるよ」「やめなよ」とおじさんを目で諌めながら、ぐいぐいと押してくれ、それでもやめないおじさんに、駅到着の手前で言葉で「やめてあげて」と注意してくれました。 おじさんは怯んだのか、新聞を押し付けるのをやめてくれ、女性は駅に降りたあとも「大丈夫? 駅員さん呼ぶ?」と私を引き留め声をかけてくれました。 でも当時の私は中学生。身長が低い事実が恥ずかしいのと、周囲の目線が気になって、うつむいて感謝を伝えられずに乗り換えに向かってしまいました。 今でも、とても、とても後悔しています。 嬉しかったのに何も言えず、あの時は本当に申し訳ありませんでした。 今でも鮮明に覚えているくらい、人に優しくしてもらった記憶として残り、今もとても感謝しています。 もし関西のどこかこの書き込みを見ておられたら...是非ありがとうと伝えたい。 近鉄電車快速急行に乗っていた、鶴橋駅で貴女に助けられた学生は私です。 あれからあまり身長は伸びませんでしが、私に声をかけてくれた頃の貴女と同じくらいの年齢になりました。 今度は私がヒーローになれるよう、困っている子がいれば手を差し伸べるつもりでいます。 本当に当時はありがとうございました。 【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】 名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。 Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」「親切自慢エピソード」「親切目撃談」などを募集している。 読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。 読者投稿フォームから送る 公式XのDMで送る メールで送る ※本コラムではプライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください