クレーンゲームに課金し続ける私を、チラチラ見てくる中学生2人組。諦めてその台から退くと、後ろから声が(東京都・40代女性)
自分が恥ずかしくなりました
東京都在住の40代女性・Cさんが振り返るのは、子供と一緒に行ったゲームセンターでの出来事。
クレーンゲームで遊んでいたところ、チラチラ見てくる女の子たちがいる。
Cさんは彼女たちのことをよく思っておらず......。
<Cさんからのおたより>
先日、子どもの学校が振替休日で休みだった時のことです。
当初ディズニーランドへ行こうかと話をしていましたが、目当てのアトラクションが運休中。それじゃあ東京ドームシティのアトラクションに行こうか、と話していると、こちらもまた休園中。ではでは、東京ドームシティの中にゲームセンターと動物ふれあいがあるので、そこに行こうかとなりました。
ディズニーも行けない、遊園地も行けないとなり、子どもは「どうせゲームセンターもどこもやってないでしょ!」と半ば拗ねておりましたが、そこは休みと公開されていないのでやっているはず、と向かいました。
「これで取られたら悔しい」と無駄な課金を続けて...
店内に入り、早速目当てのクレーンゲームで大型のぬいぐるみをねらいます。もちろん中々取れません。
諦めて他の台へ行きますが、そちらでも取れません。
私が子どもに取ってあげたいと、奮闘し(子どもも途中で参戦しながら)、かなり課金もしたので、「そろそろ確率でゲットできるのでは......?」と淡い期待を寄せ、課金しては取れず、を繰り返し。
それを、中学生くらいの女の子2人が少し離れたところからチラチラと見ていました。
私は「あぁ、そろそろ取れそうだから私たちがこの台離れるの待ってるのかなぁ〜」「それで取られるの悔しいなぁ〜」と思いながら、無駄に課金を続けていました。
結局確率も分からないし、子どもも飽きてきて「もうおやつを食べたい」と言い出したので、悔しいけれど諦めて店を出たところ、後ろから我々を呼び止める声が聞こえました。
振り返ると、先ほどの少女たちが、「よかったら、これどうぞ」と......。
自分が、恥ずかしい...
なんと、我々が何度も取れずに諦めた大きなぬいぐるみをくれたのです。
びっくりして、感動して、最初は遠慮し続けましたが、その子達が「私たちはもう取れたので」と。確かにもう1つ同じぬいぐるみを抱えています。
友達同士できているので、1人ひとつずつもちかえり、お揃いにできたはずです。
それでも私たちが何度も奮闘し、取れずに諦めたのを見ていて、きっと自分たちは取れるコツを知っているから、とチャチャっと取ってくれたのだと思います。
ぬいぐるみをいただいた時、私は感謝の思いが上手く伝えられず、「ありがとう」と繰り返すばかり......。
財布の中にあった100円玉をかき集め、600円しかありませんでしたが、その子たちに「これで少しでも遊んで」と渡しました。
後から考えれば、取るまでにいくら掛かったか聞くべきで、最低でもその額プラスお礼を渡すべきだったな、と反省しました......。
まだその台でなんとか頑張っている時は、その少女たちに良い気持ちを抱いていなかったのが本音だったので、自分が恥ずかしくなりました。
子どもは照れくさそうにしながらも、その後、毎日家でもそのぬいぐるみを大切にしています。
あの時は本当にありがとうございました。
日本の未来の宝だと思いました!
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名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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