「嫁ぎ先から里帰りして長男を産んだ私。入院中、優しい父が言った言葉に戸惑いを隠せない」(兵庫県・50代女性)
夫に言われるならまだしも、何故、父が?
兵庫県在住の50代女性・Fさんは長男を出産した後、父に言われた言葉に困惑した。
しかし、子どもが大きくなった今、その言葉をようやく受け取れるようになったという。
<Fさんからのおたより>
30年ほど前の話です。4兄弟の中で女1人の私は里帰りして、長男を産みました。
1週間ほどの入院の間、定年後の父はよく見舞いに来てくれました。
散歩がてらに道端に咲く花を手折って来るような優しい父でした。
夫ならまだしも、何故、父が?
そんな父からある日、「よう産んでくれた。ホントにありがとう」と涙ぐみながらお礼を言われたのです。
私は戸惑いました。
夫に言われるならまだしも、何故、父が??
そして、少し恥ずかしさもあり「何を言うてんの笑」と誤魔化した返事をしてしまいました。
子どもが成人した今、ようやく父の言葉を素直に受け取れる気がします。
孫が出来た喜びをあんなに素直に純粋に伝えてくれていたんだと。
父が亡くなって10年程が経ちますが、ふと思い出す度に「お父さん、こちらこそありがとう。幸せな人生を過ごしているよ」と伝えています。
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