人も車も通らない暗い夜道、1台の車がいきなり停車した 周りには家もない...19歳の私と友人は(60代女性)
行き先のかなり手前で、間違えてバスを降りてしまった若い二人。
寂しげな夜道を、不安な気持ちいっぱいで歩いていたら突如、車がストップして――。
60代女性読者・Oさんの思い出。
<Oさんからのおたより>
50年程前、私が19歳の夏休みに友人と二人で伊豆に旅行に行った時のことです。
下田の国民休暇村に行くのにバス停で降りました。
しばらく歩いているうちに、間違えてかなり手前のバス停で降りてしまったことがわかりました。
あたりは既に薄暗く、周りには民家もなく山しか見えません。
それでも歩いていればいつかたどり着くのではと、二人で不安と怖さの入り混じった気持ちで人も車も通らない暗くなった道を歩いていた時でした。
1台の車が停まったのです。
「同じ年頃の娘がいる」
中にはご夫婦が乗っていました。
こんな夜道を歩いている私たちを心配して、停まってくださったのでした。
「同じ年頃の娘がいるので心配で」
私達の行き先の近くから来られたご夫婦。目的地はもうすぐそこなのに、私達のために今来た道を戻って国民休暇村まで送り届けてくださったのです。
あの時はお礼をいうのが精一杯で、お名前をうかがうこともできませんでした。
本当にありがとうございました。探し出してお礼を言いたいといつも思っていたのですが、そのすべもなく時が過ぎてしまいました。
私も困っているお母さんには、進んで声をかけていこうと誓った出来事でした。
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