真夏の炎天下、自転車で保育園まで娘を迎えに行ったけど、熱くなった座面には娘を座らせられなくて......。 東京都在住の50代女性・るんじゃらんさんの体験談。 猛暑の真夏日に(画像はphotoAC) <るんじゃらんさんからのおたより> 今は高校生の娘が2歳くらいの時の真夏の出来事です。 フルタイムで働いていた私は毎日2キロ先の保育園に子供を自転車に乗せて連れて行き、家と保育園のほぼ中間地点にある駅に自転車を置いてから出勤していました。 その日は子供の具合が悪くなりお迎え要請があり、仕事を早退し駅で自転車を取り保育園に迎えに行きました。 保育園で子供を引き取り、いざ自転車に乗せようとしたところ、子供を乗せる自転車の椅子が火傷しそうなくらい熱くなっており、子供を乗せることができませんでした。 自転車を置いていくこともできず 夫は出張中で数日不在でしたので、このまま自転車を置いて帰っても自転車を取りに来られないし、子供を家に置いて自分が改めて自転車を取りに来ることもできないので、仕方なく片手で具合の悪い子供を抱え、片手で自転車を押しながら帰る事にしました。 真夏の炎天下で2、3メートル歩いては立ち止まりを繰り返し。 そこへ声をかけて下さった方が居ました。 「お母さん、大変だから家まで送るから車を出すから乗りなさい」 声をかけてくれた人が居て(画像はphotoAC) その方は保育園前の福祉作業所のお店の方で、その福祉作業所の車を出してくれました。 申し訳ないのでお断りしたのですが「こんな炎天下だと子供も大変だから」と、そして「自転車ないと困るでしょう」と自転車も積んで、家まで送ってくださったのです。 でも、その方のお名前を聞くこともなく、御礼を言ってお別れをしてしまいました。 自分が保育園に迎えに行く時間には福祉作業所のお店が閉店しているので、改めて御礼をしにいくことはできませんでしたが、前を通る度にあの時の感謝をして通り過ぎました。 保育園に通わなくなった今でも それから時がたち、今でも時々そのお店の前を通る事があります。お店が開いていれば必ず商品を購入しています。 あの時の感謝を少しでもお店に貢献することでお返ししたいと思います。 娘も自分を助けてくれたお店と、今はそのお店の商品が大好きです。 今でもあの時のことは忘れていません。あの時は本当にありがとうございました。 あなたの「やさしい思い出」、聞かせて! 名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。 Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」「親切自慢エピソード」「親切目撃談」などを募集している。 読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。 読者投稿フォームから送る 公式XのDMで送る メールで送る (※本コラムでは読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。プライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください)