「ベビーカーに1歳息子を乗せて外出した私。駅の階段が空いてから下りようと待ってたら、男子高校生が」(神奈川県・50代女性)
神奈川県在住の50代女性・ゆかりさんが第一子を生んだばかりの20年ほど前、ベビーカーで出かけることは今よりも大変だったという。
駅にエレベーターやエスカレーターは少なく、電車ではベビーカーを畳まなければならないことも多くて......。
<ゆかりさんからのおたより>
20年ほど前、息子が1歳の頃です。旅というほどではないですが、息子をベビーカーに乗せて電車で遠出をする事になりました。
母親になってまだ1年。初めての子で、ちょっとした遠出のときには、荷物も多くなりました。
今のようにエレベーターもエスカレーターもない駅が多く、広めの改札もなく、大変だった時代です。
当時、ベビーカーで電車に乗るということは
階段でヨイショ!とベビーカーを持ち上げて、階段を降りたり登ったり。
ベビーカーは軽くても、1歳の子は10キロ近くなります。それにベビーカーや荷物が加わります。
バスや電車では、ベビーカーをたたむことを強いられることも多く、乗るのは今では考えられないほどに勇気がいることでした。
そんな時代に、1日に200万人超の乗降客数を誇る駅まで向かいました。
その駅につき、最後に電車から降りました。
それから下り階段に向かい、みんな降りて空いてから下りようと思っていました。
すると、男子高校生のグループの一人が「手伝いますよ!」と言って、躊躇なくベビーカーの右側半分をサッと持ってくれ、私は左側を持って下ろすことができました。
今でも忘れられない
その男子高校生の子は、本当に自然に声をかけてくれ、手を貸してくれました。
あまりにもスマートで、ありがとうございます、としか言えませんでした。
3人の子を育て、子育て経験者やお孫さんで同じ思いをされた方が、お手伝いくださる事は多々ありましたが、高校生の方にお手伝い頂いたのは、この時だけでした。
今でも忘れることのない出来事です。
私も、助けが必要かを聞くことは忘れないようにしたいと思います。
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