自転車ごと橋から転落、積んでいた米袋が破れて大ピンチ お米をかき集めて店に持っていった結果(神奈川県・60代男性)
お使いで買いに行ったお米。大人用の大きな自転車をこいで、工事中の橋を渡ろうとしたらなんと、橋から落ちてしまった。
貴重なお米が川に......なんとかかき集めたけれど。
――神奈川県在住の60代男性・Hさんの思い出。
<Hさんからのおたより>
今から48年前、父と母が離婚し、私は母と暮らすようになりました。
とても貧乏で、給食費や学校教材費を払えない家庭でした。ましてや、お小遣いなど当然もらえません。
ある時母に「お米を買って来て」と頼まれ、自分の自転車がないので母の自転車で米店に行きました。子どもだったので、大人用の自転車は大きいものでした。
店の手前、幅3メートルくらいの川で橋の工事をしていました。店に行くには、木の板2枚の橋を渡らなければなりません。
行きは良かったのですが、帰り道、自転車の前籠に5キロのお米を入れて橋を渡ろうとした時、橋から落ちてしまいました。
「乾かしても食べられないから」
当然、米袋は破け、お米が川にばらまかれて、かき集めるのに必死でした。集めたお米を店に持って行き、「橋から落ちてしまったので袋をください、後で乾かします」と頼んだのです。
すると米店のおばさんが、「乾かしても食べられないから」と、新しいお米をくれました。
もし、そのまま家に帰ったら母に怒られたことでしょう。おばさん、本当にありがとうございました。
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