「産後8か月、孤独な子育て中の私は涙。雨の日のスーパーで、見知らぬおばさまに...」(静岡県・40代女性)
家を出る時は雨の気配なんてなかったのに、買い物を終えたらどしゃ降り。荷物だけじゃなくて、幼い我が子も抱えているのに......。
静岡県在住の40代女性・Aさんは10年ほど前のその日、スーパーの出口で困っていた。
車を停めている駐車場までそんなに離れてはいないものの、屋根から出ればびしょ濡れになってしまうのは明らかで......。
<Aさんからのおたより>
私は結婚を機に故郷を離れ、県外へ嫁ぎました。
そこで子供も生まれて、生後8ヶ月くらいの頃のことです。
抱っこ紐で子供を抱いて、いつも行くスーパーで買い物を済ませました。そして駐車場へ向かおうとしたところ、外は土砂降りだったのです。
小降りになるのを待ったけど
家を出た時は雨なんて降りそうもなかったので、傘は持っていませんでした。
出口で、駐車場に行けない人たちが皆「どーしようねー」と声を漏らしています。
私も抱っこ紐と大きな買い物袋を下げ、息子をあやしながら小降りになるの待ちました。
......が、全然止む気配は無く酷くなる一方。そこまで遠くない駐車場、ちらほらダッシュで車に駆け込む人たちも出てきて、「私も走ろうか...」と思いはじめました。
まず買い物袋を後部座席に乗せて、子供を抱えたまま一緒に後ろに乗ってチャイルドシートに乗せて......。頭の中で段取り考えていたら、1人のおばさまが一度自分の荷物を置いてきた上で出口に戻ってこられました。
そして傘をさしながら、「車どこ?傘さして行ってあげるから行こう!」と言ってくださって、私が息子と荷物を無事に車に乗せるまで、ずっと濡れないようにしてくれたのです。
親も友だちも遠く...孤独な日々に差し出された傘
「後日御礼をしたいのでご連絡先教えてください!」と言いましたが、「いいのいいの!」と帰ってしまいました。
両親は県外で頼れない、仲の良い友達も居ない、昼間は息子と2人きり。その時の私には、そのような人との触れ合いが本当にありがたく感じられ、涙がでました。
「ありがとうございます!」と何度も御礼を言いましたが、それから数年経っても、今まで生きてきた中で1番と言えるほど嬉しく、感動した出来事でした!
本当にありがとうございました!
あなたの「やさしい思い出」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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