「さて、ユキヒョウはどこにいるでしょうか?」 そんな問題文と共に投稿された〝超難問〟が、X上で注目を集めている。 どこ?(写真提供:(公財)東京動物園協会) 2026年3月2日、多摩動物公園(東京都日野市)の公式Xアカウント(@TamaZooPark)が投稿したのは、木々と岩場のある場所の写真。 この風景のどこかにユキヒョウがいるとのことだが......。 ぜんっぜん、わからない。本当にいるの? 公式Xではその後、ユキヒョウがどこにいるのかの、答え合わせ写真も投稿。 それによると......。 そんなところに!? 答えは...(写真提供:(公財)東京動物園協会) 答えは、右側にある細めの木の左側。ごつごつした岩のあたり。 い、いる......か!? たしかにちょっとフワフワしてる部分がある。でも、こんなの絶対わからない! あまりにも風景に溶け込みすぎてる。問題の写真に戻ると、すぐ見失っちゃうよ......。 いる場所が分かっても...?(写真提供:(公財)東京動物園協会) ユキヒョウっていつも、こうなの? Jタウンネット記者は5日、多摩動物公園に話を聞いた。 多摩動物公園のユキヒョウ(写真提供:(公財)東京動物園協会) 多摩動物公園・教育普及課長の中村壮登さんによると、「ユキヒョウ探し」の写真は2月27日、大放飼場で水を飲んでいるユキヒョウの姿を捉えたものだ。 「ユキヒョウ」とは言うけれど 名前に「ユキ」と付くものの、ユキヒョウの被毛は雪ではなく岩場に溶け込む配色になっている、と中村さんは説明する。 「ユキヒョウがすむ山岳地帯には岩場が多く、その中に溶け込み目立たなくなることが狩りをする際に役立つためです」(中村さん) 岩場に溶け込む配色(写真提供:(公財)東京動物園協会) そのため、全体に擬岩を用いて山岳の風景を模した展示場である大放飼場では、ユキヒョウが擬岩の近くにいると見つけにくくなるという。 「『ユキヒョウいないね』という来園者の会話を耳にすることがあり、実はいるからもう少し探してみて欲しいなという思いがあって投稿した。クイズにすることで、より多くの方が興味を持ってくださることを期待しました」(中村さん) 探せばいます(写真提供:(公財)東京動物園協会) 中村さんいわく、大放飼場に出ているときは見つけにくいかもしれないが、小放飼場に出ている時は見つけやすいとのこと。 う~ん、背景とソックリ(写真提供:(公財)東京動物園協会) どうしてもユキヒョウが見つからない時は、小放飼場の方を探してみるといいかもしれない。 なお、飼育担当者は、ユキヒョウたちがそれぞれ普段どこにいるのが好きかを知っているので、割とすぐに見つけることができるそうだ。 正面から見たユキヒョウ(写真提供:(公財)東京動物園協会) ユキヒョウの隠れ上手っぷりに、X上では2万6000件以上のいいね(9日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。 「動いてないと全然わからない」 「5分ぐらい解らなかった・・・」 「めっちゃステルス性能高め!」 「プレデター並の擬態っぷりやな」 こうした反響について、中村さんは 「こんなに反響がでるとは思っておらず、とても驚いています。ですが、これをきっかけに多くの方にユキヒョウについて知っていただけてとても嬉しいです」 とコメントしている。 ユキヒョウがどこにいるか、あなたはすぐに見つけられるか? 多摩動物公園でチャレンジしてみて。 正門から最も離れた「アジア園」奥側のエリアに、ユキヒョウ舎はある。 多摩動物公園 所在地:〒191-0042 東京都日野市程久保7-1-1 アクセス:京王線、多摩モノレール「多摩動物公園駅」下車、徒歩1分 開園時間:午前9時30分~午後5時 休園日:水曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)、12月29日~1月1日 入園料:一般600円、中学生200円、65歳以上300円(小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料) 公式サイト: https://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/