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猿の群れの真ん中で、ポップコーンを作ったらどうなる? 楽しそうすぎる〝パーティー〟に3.6万人破顔

松葉 純一

松葉 純一

2026.01.20 18:00
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サルの群れの目の前でポップコーンを作ったら、どうなると思う?

ポンポン弾ける音に驚いて散り散りになりそうなものだが......そうでもないらしい。

2026年1月2日、「ポップコーンパーティ 良い音してました」というコメントを添えた映像がX上に投稿され、話題となった。

「パチパチ、ポン!」というポップコーンがはじける音、観客の歓声やざわめきが、冬の空気に響きわたる。

サルたちは火の周りに集まり、飛び散ったポップコーンを拾いながら、モグモグ。その姿がなんともかわいい。

投稿者「かなよ」(@MASlJMAB6RCDTOD)さんのポストには、3万6000件を超える「いいね」(1月16日時点)のほか、こんな声が寄せられている。

「おさるのポップコーンパーティかわいい」
「サルたちには不規則に飛び散るほうが楽しそう」
「できたて、あつくないのかな」
「何匹かちゃんと『あちっ、あちちっ!』ってやってるの可愛い」
「勝手に弾けてバラまくので取り合いにならなくて良いですね?」
「楽しそう。混ざりたい」
「暖かいし楽しいし美味しいね」

いかにも楽しそうなパーティを幸運にも目撃・撮影できた投稿者「かなよ」さんと、このパーティの主催者・日本モンキーセンターに、詳しい話を聞いてみた。

「たき火にあたるサル」は冬の風物詩

「かなよ」(@MASlJMAB6RCDTOD)さんの投稿動画からのスクリーンショット
「かなよ」(@MASlJMAB6RCDTOD)さんの投稿動画からのスクリーンショット

投稿者「かなよ」さんによると、投稿動画を撮影した日時は、1月2日12時34分だった。

「焚き火にあたるサルはYouTube生配信してるのでそれを見つつ、モンキーバレイを上の回覧デッキから見てました。その時ポップコーンやりますって、YouTubeで言っていたので動画撮ろうかなと思って撮影しました」
「ポップコーンパーティは数年前から焚き火の時にやってるので、今日はポップコーンだ嬉しいなと思ってました」(「かなよ」さん)

新年早々ラッキーだった「かなよ」さんは、「この楽しさを多くの人に知ってもらいたかった」と満足げに語った。

日本モンキーセンター公式YouTubeチャンネル「ポップコーンパーティー オンラインガイド たき火20260102」からのスクリーンショット

ポップコーンパーティが行われたのは、愛知県犬山市にある日本モンキーセンター。

公式サイトには、ここは世界屈指のサル類動物園で、霊長類の飼育展示種数は、約50種700頭と世界最多だと記載されている。

そんな日本モンキーセンター学術部の担当者によると、「たき火にあたるサル」というイベントは約60年前から、冬の風物詩として開催しているものだ。

生まれて初めてポップしたときから...

日本モンキーセンター公式YouTubeチャンネル「ポップコーンパーティー オンラインガイド たき火20260102」からのスクリーンショット

1959(昭和34)年、伊勢湾台風の時に出た倒木や流木を利用して、冬場暖まるためにたき火を始めたのがきっかけだった。子ザルがたき火を怖がらずに近づき、たき火にあたりだしたのだ。その後、どのサルも火を怖がらずたき火にあたっている。

ポップコーンパーティが始まったのはいつから? と尋ねると、担当者はこう答えた。

「ポップコーンは4年前から実施しているメニューです。普段はたき火にサツマイモを入れて焼き芋にしているのですが、火を通した果物などへの嗜好性が高いことや、より多様な食べものを与えることで動物たちの生活環境により良い刺激を与えたいという思いから、5年前からサツマイモ以外の果菜類や手づくりのパンなどを焼くことを始めました」
「ポップコーンは、日本モンキーセンターのオンラインサロン『猿分補給』を見た方から、ポップコーンの種のご寄附をいただいたのがきっかけです」(日本モンキーセンター担当者)

2022年、日本モンキーセンターは「生まれてはじめてポップコーンと対峙したニホンザル」という映像をXに投稿している。

サルたちは生まれて初めてのポップコーンに臆することなく、興味津々で鍋をのぞき込み、弾けたそばから手を伸ばす。

どうやらポップコーンのはじける音には、めっぽう弱いようだ、人もサルも......。

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