漫画化・アニメ化・舞台化も...大人気「火喰鳥 羽州ぼろ鳶組」の聖地は山形 「好きあま」「鳥見んぐ」も【山形が舞台の二次元まとめ】

江戸時代の新庄藩の火消しをモデルに書かれた時代小説「羽州ぼろ鳶組シリーズ」。
2025年に漫画化したこの作品が、2026年1月からはTVアニメとなって放送開始。1月23日から2月1日までは舞台版も博品館劇場(東京都)で上演される。
盛んなメディアミックスに、新庄藩の国元であり、この作品の〝聖地〟でもある山形県新庄市も盛り上がっている。新庄駅併設ゆめりあ内では、横看板、キービジュアル、のぼり旗等の特別展示を実施しているそうだ。
そして、山形県内で盛り上がっている聖地は、新庄市だけではない。2024年に公開された長編アニメーション映画「好きでも嫌いなあまのじゃく」(通称・好きあま)の主な舞台である米沢市では、この「好きあま」デザインの市として初めての〝ご当地マンホール〟を2025年8月に設置。12月19日には道の駅 米沢でその「マンホールカード」の配布イベントも開催する。
続々と聖地化していく山形が舞台の二次元作品は、他にどんなものがあるのか。6作品をピックアップした。
【目次】
【小説】火喰鳥――羽州ぼろ鳶組
かつて、江戸随一と呼ばれた武家火消がいた。その名は、松永源吾。別名、「火喰鳥」――。しかし、五年前の火事が原因で、今は妻の深雪と貧乏浪人暮らし。そんな彼の元に出羽新庄藩から突然仕官の誘いが。壊滅した藩の火消組織を再建してほしいという。「ぼろ鳶」と揶揄される火消たちを率い、源吾は昔の輝きを取り戻すことができるのか。
【映画】好きでも嫌いなあまのじゃく
誰かに必要とされたいけれど、どこかでいいように使われてしまう繊細な少年・柊。季節はずれの雪が降った夏――夏祭りの帰り道に、柊はバス停で困っている少女・ツムギに出会う。いつものお人よしから行く場所のないツムギを家に招き入れた柊だったが、その夜突然、「鬼」に襲われてしまう。実はツムギ自身も鬼の世界からやってきた少女で、彼女は幼い頃に生き別れた母親に会うために、東北にある神社を目指してやってきたらしい。誰かに必要とされたいと願う柊は、ツムギの旅に同行し......。
作品の舞台は主に米沢市だが、山形市や上山市などの風景も登場する。
【漫画】詩歌川百景
『海街diary』と繋がる物語、開幕!
山形の山里にある小さな温泉町・河鹿沢温泉の旅館で湯守り見習いとして働く和樹。弟の守とともに、旅館の女将や周囲の大人の思惑に時に守られ時に翻弄されながら暮らしている。
大人たちの抱える過去、そして河鹿沢温泉に数年前に引っ越してきた旅館の大女将の孫娘・妙をはじめ幼なじみ達との友情と恋と人生が静かに紡がれていく―――
【漫画】Dr.Eggs
成績がいいというだけの理由でなんとなく、山形県・出羽医大に入学した円千森。だが入学早々、教授から「熊の解体」を命じられ!? 知的好奇心を刺激する医学×スクールライフ群像劇!
【漫画】しあわせ鳥見んぐ
「絵に個性がない」と言われ悩む芸大生・すずは、ある日熱心に鳥を観察する少女・翼と出会う。鳥見(バードウォッチング)について熱く語る翼に影響を受け、鳥の絵を描き始めたすずは、初心者ながら鳥見を始めてみることに...!芸大生×鳥見ガチ勢のバードウォッチング4コマ!
舞台となるみちのく芸術大学のモデルは、東北芸術工科大学(山形市)。酒田港と飛島港を繋ぐ「定期船とびしま」では、船体に主要キャラクターのイラストをラッピングし、26年9月まで運行予定。
【漫画】レベルE
宇宙一の天才的な頭脳と美貌、そして最悪な性格の持ち主・ドグラ星第一王子...人呼んで「バカ王子」。その魔の手から地球を守るのは...熱血健康優良野球少年7番レフト・筒井雪隆。襲い来る魔物の群れに...不承不承立ち向かう悪ガキ5人組。その智略を尽くした剣・棒・術・策! 塾があるのに...。塾か? 世界平和か? そして...廊下は走るな!
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