「げすいどうをつくってるでね」 浜松の工事看板にSNS絶賛「良いアイデア」「なんかかわいい」
車を運転している時、事故が発生したわけでもないのに、なぜか渋滞が起きることがある。なぜ? と思っていると、工事中に気付くことがある。通学や通勤のため徒歩で移動中の場合も、急いでいるときにかぎって、工事中の看板に出くわすことも......。
みんなの生活に必要で大切な公共工事だと分かってはいても、思わずイライラしてしまう日もあるかもしれない。
そんなとき、こんな看板だったら、どうだろう?
いまX上で話題になっている看板だ。ほとんどがひらがなで書かれていて、しかも語尾がなんか見慣れない。
「げすいどうを つくってるでね」
「でね」......って?
思わずニヤリとした人は、静岡県民らしい。
看板の下の方には「はままつしじょうげすいどうぶげすいどうこうじか」――浜松市上下水道部下水道工事課の連絡先が書いてある。
静岡県西部、浜松付近の方言のようだ。
とあるユーザーがこの標識を紹介したところ、投稿には数多くのいいねのほか、こんな声が寄せられている。
「もうひと目見た瞬間、訛りで静岡だと分かったw」
「方言丸出しじゃないの、可愛いから私は好きだけど笑笑」
「遠州弁? は三河弁に似とる」
「頭の中で、遠州弁アクセントで再生された」
「方言の標識良いな」
「子ども達が読めて良いアイデアな看板」
「なんかかわいい」
いったいなぜこの素敵な工事看板を立てることになったのか。工事を請け負っている会社、マットに詳しい話を聞いた。