「めちゃくちゃエモい」「とても美しく貴重です」 1.3万人が見とれた〝初夏の田園風景〟
初めて訪れた場所で、「切なく初夏を感じました」
「ポムの蒼。(ポムノアオ)」さんによると、撮影した場所は、茨城県の水郡線だ。
水郡線は、茨城県水戸市の水戸駅から福島県郡山市の安積永盛駅までを結ぶ、JR東日本の鉄道路線。奥久慈清流ラインという愛称もある。
「カメラ仲間に連れて行ってもらい、初めて行きました」と、「ポムの蒼。(ポムノアオ)」さんは語る。感想を尋ねると、こう答えた。
「切なく初夏を感じました。なんとも言えない美しさでした」(「ポムの蒼。(ポムノアオ)」さん)
切なく、という表現に、全てが込められているような気がする。
茨城県に行ったことがなくても、水郡線に乗ったことがなくても、多くの読者がこの景色に郷愁を感じただろう。
自分の実家の近くや、地元のローカル線の景色を思い出したかもしれない。
それほど、日本のどこにでも「ありそう」な光景なのだ。思い出されたものの中には、もう失われてしまったものも、あるかもしれないけれど......。
だからこそ、なぜか「切なく」感じるのだろう。
Xには、「とても美しく貴重です」という声も寄せられていた。
私たちはこの景観を失ってはならない。日本人にとって、まさにかけがえのない風景なのだから。
電車と田んぼを撮ったらアニメのワンシーンのようだった pic.twitter.com/auVLvmsYEI
— ポムの蒼。(ポムノアオ) (@pomu_iyashi) May 10, 2025