県民が描いた〝長野の図〟に4.9万人注目 地元民には超重要な「他県民なら書かない要素」
標高で変わる、人々の暮らし
投稿者「じょあ」さんは、出身地は別だが長野県在住。登山が好きなので、標高には関心があるという。
長野県民の標高へのこだわりについて、こう語る。
「私は登山が好きなので標高を物差しにしていることにさほど違和感がないのですが、逆に登山をやらない他の長野県民も標高を気にしているのは面白いなと思います。人はやはり高いところが好きなのかなとも思います」
長野県で暮らしていると、標高を肌で感じることがあるという。標高によって気温や気象が違うし、たとえば「100メートル高くなるだけで雪が降り始める」といったことが、身をもってわかるのだとか。だから「関心がある人も多いのだと思います」。

今回のXの反響の中には、こんな指摘もあったという。
「長野盆地が300メートル前後で、松本が600メートル前後で、諏訪が1000メートルいかないくらいなので、盆地でも大分差がありますけどね」
長野県内の〝人が住んでいるところ〟でも、標高はけっこうバラバラだというものだ。
「今回描いたイラストは長野のごく一面だったので、それは自分でもわかっていました」とじょあさん。
それでも、あの図になったのには、理由がある。県の面積が広く、簡単に表現できなかったのだ。
「そんなところも長野県の魅力のひとつか、と改めて思いました」(じょあさん)
東西南北とはまた違う、「標高」という物差しで、長野を旅してみよう。新鮮な発見がきっとあるはずだ。
都会民から見たら長野県は山が近いし全部田舎と思われがちだけど長野の中でも田舎はある。 pic.twitter.com/cOseZQbrju
— じょあ (@KSG2999) March 20, 2025