十二支デザイン手ぬぐいに「致命的ミス」発覚 →粋すぎる〝起死回生〟でネット絶賛「リアル怪我の功名」
発売直前にマジで「脱兎」
取材に応じた同広報担当者によると、そもそも「めぐり十二支」手ぬぐいは、十二支全てが描かれたデザインのものを、10月21日に販売する想定だった。
しかし、発売直前の10月上旬になって、「問題」が発覚した。
そう──「卯」だけが、どこにもいなかったのだ!

「おそらく、社内の最終デザインのチェックで抜けがあったんだと思います」(広報担当者)
とはいえ、既に10月21日が発売日であることは決まっている。
そこで、発売日に間に合わせるように急きょ社内デザイナーによってデザインを修正。その後、通常は約2か月かかる工場での作業を超特急で進め、約2週間で十二支が揃った〝完全版〟が完成。「通常版」としてなんとか予定通り21日の発売にこぎつけた。

一方、すでに作ってしまっていた「卯なし」のバージョンの手ぬぐいについては、「このまま廃棄するわけにもいかない」と、活用法を考える必要があったという。
「そんな時、社内から『兎のワッペンを付けてセットにしたらどうか』という意見が上がったんです」(広報担当者)
そんなわけで、10月21日に販売した「通常版」に対して「脱兎版」と名付けたバージョンを、11月21日から発売することになったそうだ。
