「神様のようなお客様」「すげーありがたい」の声も マクドナルドの「スマート&ビューティー」な食後に15万いいね
「マック食べ終わると、こうしちゃう界隈」
そんな呟きと共に投稿された、マクドナルドでの「食後の風景」が、X上で注目を集めている。
こちらは、ワーキングマザーのXユーザー・愛ドル(@haran_yumi)さんが2024年11月3日に投稿した写真だ。
テーブルに置かれているのは、マックフライポテトの赤い紙パック。ただ、その中に入っているのはポテトではなく、ナゲットの空き箱やソース容器などだ。
キュッとコンパクトに一纏めになったゴミの姿に、X上では15万件をこえるいいね(6日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「私は、グチャグチャ―って丸めて、わっしゃー!ってゴミ箱にぶち込む派です。見習いたい」
「スマート&ビューティーだわ...! これは後世に語り継いでいきたい」
「これいいなぁ!!マネしよ」
「ほんとにわかる これやって初めてマック食べた!っていう満足感が100パーセントに到達するの」
「高校生の時手が暇だったので詰め込んでたら彼氏に『意外と几帳面なんだね、そういうとこ好き』と言われてから癖になりました」
「究極の日本人で草」
〝こうしちゃわない界隈〟は驚きや関心、〝こうしちゃう界隈〟は共感を持って投稿を見ていたようだ。
きっかけは「手持ち無沙汰」
6日、Jタウンネットの取材に応じた愛ドルさんによると、食後にマックのごみを纏めるのは、高校時代からの癖。友人達と雑談をしている時に、手持ち無沙汰になって友人の分も一緒にゴミをまとめていたという。
母となった現在は、自分が食べ終えてから子供が食べ終わるのを待つ間などに纏めている。
食べ終えたそばから順番にポテトの箱にゴミを入れていき、食事が終わった時点ではもうまとまっている状態の時もあるそうだ。
それにしても、形も材質もバラバラなゴミたちをこんなにキレイにポテトの箱に詰める手腕は見事というほかない。
やはり、何かコツのようなものがあるのだろうか? 記者が改めて聞いてみると、愛ドルさんは「気にしたことがないのですが」と前置きしつつ、こう語った。
「わたしのやり方は、ポテトの箱にまず厚みがあるものや畳んだ箱類から入れます。次にバーガーの包み紙や、紙類も畳んで入れますね。
途中で、また厚みのあるものを入れても抑えになるのでいいと思います」
また、プラスチックも可燃ごみに分けられる地域在住の愛ドルさんは、子供がいつも注文するというナゲットのソースのケースも活用。最後にポテトの箱真ん中に入れて、厚み、膨らみを「止める」のに使うのがコツなんだとか。
「因みにこの日は、サムライマックのセット、ハッピーセットナゲット(サイドはポテトS)、アップルパイ、ハッピーセットのおもちゃの箱、使用済みペーパー5枚ほどが箱の中に入っています。畳めばまだまだ入ります」(愛ドルさん)
かなりミッチリなのに、まだまだ入るとは......。
高校時代からの経験に裏打ちされた愛ドルさんの「まとめ技」には、この後ゴミを処理する側からも、こんな声が。
「マッククルーからすると神様のようなお客様」
「これ店員側からするとすげーありがたい。ゴミ袋により沢山入るようになるから」
「マックアルバイトわい、これされるとゴミ替え楽だから本当に嬉しい」
満腹感と同時に達成感と、ちょっとした心地よさを感じられそうなゴミまとめチャレンジ。次にマクドナルドに行ったとき、やってみようかな。