「弟と妹を連れて映画館に行った小学生の私。帰りの電車で残りのポップコーンを食べてたら...」
3人でポップコーンを食べてたら...
私と弟と妹は一緒にポップコーンを食べはじめてしまい、気づけば一駅乗り過ごしていました。
しかも、乗り過ごしてしまったことに、「次は高幡不動」というアナウンスが流れてはじめて気付きました。
「どうしよう!?乗り過ごしちゃった!」とパニックになるわたしたち。すると、同じ車両にいた方たち数名が「大丈夫ですか?」とすぐに声をかけてくれました。
「聖蹟桜ヶ丘で降りたかったんですけれど...」と伝えると、一番端の席に座っていた20代後半~30代くらいの黒髪の女性が、「わたしが行きます!」と手を挙げてくださり、一緒に高幡不動駅で降りてくださいました。
その女性は、「これに乗ったら次に着くからね」と、とても親切に教えてくださり、私たちはその後、無事に祖母と合流することが出来ました。
小学生にこんなに優しくしてくださる方がいるのだと、とても嬉しかったのを今もよく覚えています。
助けていただいたこと、祖母と母にもすぐに伝えました。あの時は、本当にありがとうございました。
いま、わたしは助けてくださった女性と同じくらいの年齢になりました。わたしもあの人のように、行動力のある人になりたいと思っています。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、ありませんか?
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている――。そんな人も、読者の中にいるかもしれない。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談内の場所や固有名詞等の情報を、プライバシー配慮などのために変更している場合があります。あらかじめご了承ください)