プロ直伝「鮭を買う時に役立つ豆知識4選」に12万人歓声 覚えて今夜はサーモンナイトだ!
「食欲の秋」「実りの秋」という言葉もあるように、秋は美味しくて旬な食べ物がいっぱいだ。
そんな秋の味覚の1つである「秋鮭」にまつわる豆知識たちが、X上で注目されている。
こちらは、スモークサーモンの製造販売などを手掛ける王子サーモン(本店:北海道苫小牧市、本社:東京都中央区)が2024年10月18日に
「秋鮭の季節なので、鮭を買う時に役立つ豆知識4選を置いておきます」
という呟きと共に投稿した画像の内の1枚だ。
切り身の腹側の端っこに白い筋があるものは美味しい......なんて、まさに目からウロコな情報だ。
なぜ白い筋があるとおいしいのかは【白い筋を見つけたらすぐに買うべし! 鮭のプロに聞く「おいしい切り身の見分け方」】で同社に聞いた通りだが、残りの3つの豆知識も、この時期に知っておくとかなり有用。順番に紹介していこう。
鮭の〝大トロ〟はココ!
2つ目は、切り身の形についての豆知識だ。
「半月型」と呼ばれるタイプは骨取りが簡単でさっぱりした味。一方の「弓型」は小骨が多いものの、脂がのっている。
使い方や好みによって、2つのタイプを上手に使い分けるのが良さそうだ。
3つ目は、切り身の中で特に美味しい部分について。切り身の腹側の端っこは、「鮪でいう大トロ」なんだとか。
たしかに、焼き鮭のこの部分って特に脂がのっていて美味しいイメージ。「今、鮭の『大トロ』を食べているんだ」と思うと、その美味しさも倍増しそうだ。
「鮭のプロ」オススメの秋鮭の食べ方
最後は、鮭の切り身の種類について。切り身には基本的に「秋鮭(白鮭)」「紅鮭」「養殖銀鮭」の3種類がある。
今が旬の秋鮭の身は明るいオレンジ色で、味は「日本の味で美味しい」。紅鮭は赤い色の身で「絶妙な脂と香りで美味しい」。養殖銀鮭は秋鮭よりも濃いオレンジ色の身で「脂のってて美味しい」。
......まぁ、とにかく全部美味しいってことです!! とはいえ、秋鮭が旬を迎えている今こそ覚えておきたい豆知識4選。X上では12万件(23日夕時点)のいいねのほか、こんな声が寄せられている。
「うおお! 鮭食べながらなんとなく感じていたことは合っていたのか!」
「分かる、あの端っこいっっっちばんトロトロで美味しい...」
「端っこいつもあまり食べてなかった。次から大事に食べます」
せっかくなので、Jタウンネット記者は22日、王子サーモンのX担当者に秋鮭の魅力や美味しい食べ方についても聞いてみた。
同氏は秋鮭の魅力はズバリ、「どんな料理にも合わせられる」ことだと熱弁する。
「(秋鮭は)雄雌で差異はありますがさっぱりした味わいが特徴です。雌は卵をもっているので、新物の筋子・いくらが食べられるのもこの時期ならではの魅力だと思います」(王子サーモン職員)
特におススメの食べ方は、「ちゃんちゃん焼き」や「ムニエル」、「クリーム煮」といった、バターやクリームと組み合わせた料理。
そのほか、しめじや舞茸を混ぜた炊き込みご飯や、鮭といくらを一緒に味わえる「はらこ飯」もおススメだそうだ。和でも洋でもおいしいなんて、最高すぎる......。
なんだか聞いているだけで、鮭が食べたくなってきた。読者の皆さんも、今夜はこの豆知識を参考に、スーパーで鮭を買ってみては?