「夫と口論した翌朝、ゴミ箱に皿ごと捨ててあった夕食。息子と2人で生きていこうと家を飛び出したが...」(40代女性)
2024.10.18 11:00
パートナーは「家族の幽霊部員」
私は追い込まれた。
泣き止まない息子、帰宅の遅いパートナー。家事すらままならず、罵倒される日々。
ママ友ができればと奮闘するも、"転勤族でいつ離れるか分からない親子"と自分でレッテルを貼って空回りしていた。
何かに取り憑かれたように子育て支援センターに行っては、関西弁で何かノリの違う自分に嫌気がさす。それを知ってか知らずか、息子は周りが歩き出しても歩かない。ママ友達は、公園へ遊び場所を変えていき、私も誘われたが、歩かない息子を連れて行くことは躊躇われた。
パートナーは相変わらず、家族の幽霊部員状態。作った夕飯を食べてすらもらえない日も多くなっていた。そのため、口論が増えていったのは言うまでもない。
そんなある日、パートナーに消費者金融の借金が見つかった。口論の翌朝、ゴミ箱に皿ごと捨てられた夕飯を発見した。