「『電車内で倒れたら迷惑になる!』朝から暑かったあの日、通勤中に熱中症になった私は...」(静岡県・30代女性)
何人もの人たちが異変を感じて...
数歩歩いたところで脚の力が抜け、目の前が真っ暗に。倒れそうになったところで男性が腕を掴んでくれ、顔面から転倒せずに済みました。
意識が朦朧とし、視界はチカチカしてよく見えません。ただ、周囲の話し声だけは聞こえていました。
異変を感じたらしい数人の方が、駅員さんを呼んだり、ペットボトルの水を渡してくれたり、何かで扇いで風を送ってくれたり、背中をさすってくれたりするのがわかったのです。
その方たちは駅員さんが来た途端に「じゃあ後はお願いします。お大事に」と解散。
その後、救急搬送されて検査を受けましたが、おかげさまで軽度の熱中症で済みました。
私の介抱で仕事を遅刻してしまった人、仕事終わりでヘトヘトだった人もいたかもしれません。
顔も連絡先も知らないまま、ペットボトルのお水の代金も返せていません。
お礼もちゃんと言えたかどうかさえ、定かではなく、ずっと心残りです。
あの時は、見ず知らずの私を助けてくださって、本当にありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談を、プライバシー配慮などのために編集している場合があります。あらかじめご了承ください)