土用の丑の日に〝ウロボロス〟食べてしまった猛者現る まさかの発想に11万人驚がく
土用の丑の日には、「う」のつくものを食べて無病息災を願う――日本に、古くからある習わしだ。
定番はやはり「うなぎ」だが、うどんや梅干し、牛なんてパターンもある。とにかく「う」のつくものを食べると、縁起がいいとされているのだ。
2024年はそんな土用の丑の日が、2回ある。
その内の、最初に来る方の丑の日、「一の丑」の7月24日、あまりにもぶっ飛んだ「う」のつく食べ物を食べたユーザーがX上に現れ、話題となった。
それが、こちら。......え? これ、バナナだよね?「う」、つかなくない?
そう首を傾げた方も多いだろう。記者も、そのうちの一人だ。
しかし、投稿者である兵庫県在住の30代Xユーザー・キブ(@kimboo_who_knit)さんは、この画像と共にこう呟いている。
「土用の丑の日だから『う』のつく食べ物を食べよう!
俺はウロボロスバナナを食ってるよ」
ウロボロス、バナナ? な、何だそれ......。
「うといえばウロボロスだな...」
予想斜め上の「う」のつく食べ物に対し、X上では11万件を超える「いいね」(29日夕時点)のほか、
「そ の 手 が あ っ た か !」
「トリコで出てきそうですね。無限に生き続けられそうです!」
「そういえばもうウロボロスバナナの時期か」
「力技がすぎる」
「死と再生を意味するので縁起がいい」
「これが伝説のウロボロスバナナか...」
といった反応が寄せられている。
ちなみにウロボロスとは自身の尾を噛んで「環」になったヘビあるいは竜。終わりもなく、始まりもないことから、完全・永遠・不滅の象徴とされる。
そんなウロボロスをモチーフにしたであろうウロボロスバナナ、縁起が良いとも言えるかもしれないが......どのように辿り着いたのか。
27日、Jタウンネット記者の取材に応じた投稿者・キブさんは、こう語る。
「土用の丑の日だからうのつくもので精をつけようという投稿を見て、そうかもうこの時期か、うといえばウロボロスだな...と思って帰り道のコンビニでウロボロスになりそうなものを探しました。 最初はちくわを探していたんですが売り切れていて、ちょうど売っていたバナナに目がとまりました」(キブさん)
そしてキブさんは購入したバナナの先端を開き、一口ずつ食べてから連結して見えるように並べ、ウロボロスバナナを"錬成"。撮影後に全て食べたという。
「バナナを一気に食べるのは3本が限界です。いないと思いますが真似しようとしている人は気をつけてください」(投稿者・キブさん)
た、確かに......バナナ3本って、なかなかのボリュームだ。そう思うと、うなぎと同じくらい"精"はついたかもしれない。
2024年は8月5日にも「丑の日」(二の丑)がやってくる。
一の丑ですでに何か「う」のつくものを食べたという人も、食べ損ねてしまったので二の丑で食べるつもりだという人も、"うの付く食べ物"には「ウロボロスバナナ」という選択肢もあることを頭に入れておこう。