「特急あずさの指定席に1人で乗っていた小学生の私。その席に〝謎の言葉〟を話す家族がやってきて...」(千葉県・40代男性)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Iさん(千葉県・40代男性)
その日、まだ小学生だったIさんは長野から千葉まで一人で電車に乗ることになった。
特急あずさに乗り込み、指定席に着席。しかし、その席に4人家族がやってきて......。
<Iさんの体験談>
自分が小学生5年生くらいのころ、母親の実家がある長野県小谷村から千葉県の自宅に、1人で電車に乗って帰ることになりました。
使ったのは特急あずさ。指定席に乗って帰るだけだから、気が緩んでいたようで......。
Iさんが座る席に4人家族がやってきて...
私が座っていたのは違う車両の席でした。
そこに、その席を予約していた4人家族がやって来ました。父親、母親、自分より少し年上の姉妹です。
その方たちは親切に車両間違いを教えてくれて、正しい席まで案内してくれました。
移動の際、慌てていたためか忘れ物もしてしまっていたのですが、少したった後にその家族の姉妹が、ニコニコ笑顔でお菓子と忘れ物を持ってきてくださりました。
お父さんは日本語で話しかけてくれたのですが、そのほかの方はニコニコはしてるものの、謎の言葉を話していた気がするので、外国の方だったのかもしれません。
お礼は伝わらないかもしれませんが、あの時は、助かりました。
後に自分も困ってそうな人には、優しく声をかけるようになりました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんが日常や旅先で体験した「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
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