「日本遺産」ポータルサイトに〝聖地巡礼特集〟誕生! 名作の舞台巡りつつ「ストーリーを体験して」
好きな作品の舞台になった場所を巡る、いわゆる"聖地巡礼"。
2024年3月18日、この活動に関して文化庁の公式Xアカウント「ぶんかる」(@prmag_bunka)が言及した。
小説・映画・ドラマ・アニメ・漫画の舞台特集#日本遺産 ポータルサイトへ、小説・映画・ドラマ・アニメ・漫画の舞台となった日本遺産認定地域をご紹介する特集ページを掲載しました
— ぶんかる【文化庁公式】 (@prmag_bunka) March 18, 2024
是非 #聖地巡礼 を楽しみながら、日本遺産地域を巡ってみてはいかがでしょうか?
詳しくは??https://t.co/fBp67HZhnF pic.twitter.com/VBIXpTI4ix
「聖地巡礼を楽しみながら、日本遺産地域を巡ってみてはいかがでしょうか?」というコメントが添えられている。
読者の皆さんは「日本遺産」をご存じだろうか。世界遺産は知っているが、日本遺産って......何だっけ? 首をかしげる人が多いかもしれない(筆者も同様だ)。
文化庁の日本遺産ポータルサイトでは、次のように説明されている。
「地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを『日本遺産(Japan Heritage)』として認定し、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の様々な文化財群を総合的に活用する取組を支援します」
つまり、文化財が「点」であるのに対して、日本遺産は「面」だという。さまざまな文化財を総合的に、市町村、県といった地理的な制約を超え、あるいは時間的な束縛も超えて、一つのストーリーとして紹介していこうという試み......らしい。

18日の投稿は、その日本遺産のポータルサイト上に「小説・映画・ドラマ・アニメ/漫画の舞台」の特集が登場したと周知するものだ。
「日本遺産」だけではお堅そうだが、そこに"聖地巡礼"を絡めることで、一気に親しみやすい雰囲気に。
なかなか面白そうだと思ったJタウンネット記者は、文化庁に話を聞いてみることにした。