摩周湖のオーロラが美しすぎて「現実にこんな景色あるんだ」と話題に 写真歴20年の撮影者も「人生で一番」
2024年5月11日夜から12日未明にかけて、日本各地で「オーロラ」が観測された。
X上では相次いで写真が投稿され、その中でも北海道で撮影された1枚が大きな反響を呼んでいる。
夜空を染めるのは、鮮やかな赤紫や青、エメラルドグリーンなど様々な色。宇宙を感じさせるグラデーションだ。
中央から伸びて来ているかのような星の光も印象的で、息をのむほど美しい。
こちらの写真は北海道川上郡弟子屈町のアイスクリーム店「摩周湖のあいす」のXアカウント(@mashukoice)が12日に投稿した1枚。
現実とは思えない光景に、ユーザーからは7万4000件を超えるいいね(14日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「すごい...とある映画のワンシーンのようだ...」
「これまた綺麗すぎてCGみたい...」
「現実にこんな景色あるんだ...」
Jタウンネット記者は13日、写真を撮影した「摩周湖のあいす」経営者の神子島智樹さんに話を聞いた。
「人生で一番の写真」
神子島さんが話題の写真を撮影したのは11日の午後10時50分頃。場所は北海道川上郡弟子屈町の摩周湖だった。
その日は夕方まで曇天だったが、夜に晴れたことでオーロラを確認することができた。
撮影した写真を見て、神子島さんは感激したという。
「肉眼ではうっすらと見えるか見えないかという感じでしたが、カメラで撮影するとしっかりオーロラが写っていて、驚きと共に感動しました」(神子島さん)
撮影の際には露光間ズームという技法で星の光を流すことで、インパクトのある1枚に。
写真歴20年、第13回弟子屈町フォトコンテストで優秀賞を受賞した神子島さんにとっても「人生で一番の写真」になったという。