東京ばな奈「見ぃつけたっ」→何を?白い恋人→誰? 実は知らない「定番土産」のストーリー6選
皆さんが一度はあげたりもらったりした経験があるだろう定番の「お土産」たち。
あまりに定番すぎて考えたこともなかったけれど、「そういえばコレってどうしてこんな名前なんだろう?」なんてものも、結構ある。
そこで今回、Jタウンネットは超・定番だけど意外と知らなかった――そんな6つのお土産ストーリーをご紹介したい。
東京ばな奈「見ぃつけたっ」
ふわふわのスポンジとバナナ風味のクリームとのハーモニーが美味しく、何より見た目も可愛らしい。東京土産の大定番、東京ばな奈「見ぃつけたっ」。季節や期間限定の味も多く存在している。
だけどこの商品名の、「見ぃつけたっ」て一体なんなのか、何を見つけたのか、皆さんはご存知だろうか。
公式ウェブサイト「東京ばな奈ワールド」には、こんなエピソードが書かれていた。
かくれんぼしたね 鬼ごっこしたね
ハイッ、おやつに黄色いバナナ おいしいね
あれから 東京は変わり 人も変わり
いつの間にか忘れてしまったあの味は
ずっと小さな街角に かくれんぼしていたんだね
「東京ばな奈、見ぃつけたっ。」
そう、みんなの思い出の味を「見ぃつけたっ」ということだったのだ。
白い恋人
北海道のお土産といわれたら一番にコレが浮かぶ人も多いはず。
ホワイトチョコレートとラングドシャのハーモニーがたまらない「白い恋人」。
だけど白い恋人って、どういうこと? 誰......?
その"正体"は、白い恋人を製造販売している石屋製菓の公式ウェブサイトに書かれていた。
あわただしい師走の街に雪がやさしく降り出していました。
スキーを楽しんだ帰り、創業者が何気なく言った運命的な一言、「白い恋人たちがふってきたよ。」
この言葉が、そのままこのお菓子の名前になって白い恋人が誕生しました。
赤福
伊勢名物・赤福餅。新幹線に乗る前に駅で買おうと思っても、夕方には売り切れていることも多い大人気のお土産だ。
そんな赤福の"赤"、どこから来たかご存知だろうか。公式ウェブサイトの「よくある質問」で、名前の由来についてこう書かれていた。
「赤福」の商品名の由来につきましては、創業の頃のことですので、確かな文献があるわけではありませんが、言い伝えによりますと、京都からおみえになったお茶の宗匠が、赤福の店でお休みになり、召し上がられたあんころ餅を大層よろこばれ「赤心慶福(せきしんけいふく)」のお言葉を頂戴しました。それを創業者である治兵衛がこれこそ餅の名にふさわしいと思い『赤心慶福』から二文字をいただき『赤福』と名づけたとされています。
"赤心慶福"とは、伊勢神宮をお参りされる方々のお心を表した言葉で、『赤ん坊のようなうそいつわりないまごころを持って自分や他人の幸せを喜ぶ』という意味がございます。
赤福ではこの言葉を社是とし、全従業員が心に刻み込んでいます。
赤福の赤は、あんこの色のことだと勝手に思っていたのって、もしかしてJタウンネット記者だけ?
まさか「赤ん坊」の「赤」だったとは......! 衝撃の事実だった。