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レッドアローの車内整備を手伝える...だと? 本川越駅が保育園になる「駅いく」が最高すぎて子鉄への嫉妬が止まらない

藤本

藤本

2024.04.11 06:00
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子供の頃、電車を間近で見てはワクワク興奮していた読者もいるだろう。記者もその一人だ。

「駅員さんと話してみたい」「駅を探検してみたい」とも思ってはいたが、実際には難しい。子供だけでは危ないこともあるし、お邪魔になってしまうこともあるからだ。

しかし2024年4月21日、子供たちがそんな夢のような体験ができる一時保育が開催される。

その名も「駅いく」だ。

駅が保育園に!?(画像はgrow&partnersのプレスリリースより、以下同)
駅が保育園に!?(画像はgrow&partnersのプレスリリースより、以下同)

「駅いく」は、西武新宿線レッドアロー号「小江戸」の終点・本川越駅(埼玉県川越市)で子供たちの一時保育を行う企画。

4時間の保育の中で、子供たちは保育士サポートのもと、駅員と交流したり、一緒に車内整備の手伝いをしたり、駅を探検したりなど、鉄道ならではの体験を満喫する。自動改札機や券売機の裏側、駅員たちが普段いる場所も見せてもらえるし、レッドアローに発車の合図も出せるんだとか。う、羨ましすぎるんだが......!?

レッドアロー号(写真はPhotoACより)
レッドアロー号(写真はPhotoACより)

この企画は、LINEで使える一時保育検索・予約サービス「あすいく」を運営するgrow&partners(本社:東京都港区)が鉄道関係の企業とコラボして実施するもの。2023年6月には第1弾として、JR東日本スタートアップ(本社:東京都港区)と共同で上野駅での「駅いく」を開催している。

プレスリリースによると、保護者からは「子どもが大喜びして帰ってきた最高のプログラム」「本物を体験して成長を感じた」といった評価や、「出産以来久しぶりにゆっくりランチができた」「こういう時間があると、また育児を頑張ろうと思えた」「お互いに好きなことができるので、会えるのが楽しみになる」などの感想が寄せられるなど大好評だったという。

その第2弾として行われるのが、本川越駅での「駅いく」。西武ホールディングス(本社:東京都豊島区)とコラボして行う実証実験だ。

あすいくによるアンケート・インタビューより
あすいくによるアンケート・インタビューより

子供を預けるときに罪悪感を抱く保護者は多いという。

5日、Jタウンネット記者の取材に応じたgrow&partners代表・幸脇啓子さんによると、「駅いく」実施のきっかけは、自社で行ったアンケートでその実態に気付いたことだ。

どうすれば保護者が気兼ねなく子供を預けられるか。子供が行きたがるような一時保育とはどんなものか。それを考え、思いついたのが「駅いく」だった。

「電車が好きでも普段は駅員さんとお話をしたりなど特別の体験はできなくて、電車に乗るだけだと思うんです。今回は駅員さんともどんどんお話してほしいですし、何も気にせず自分の好きという気持ちをこのプログラムの間中出していただけたらと思っています」(幸脇さん)
子供が楽しい一時保育で保護者の罪悪感軽減
子供が楽しい一時保育で保護者の罪悪感軽減

駅いくは、4月21日の10時~14時に開催予定。対象年齢は年中・年長の子供で、先着12名。

「あすいく」公式アカウントをLINE友だち登録&「あすいく」本会員登録をすると、「駅いくin本川越」特設ページから申し込める。参加費は15000円でランチ付きだ。

なお、同社は5月にも小田急電鉄や東急電鉄の駅で「駅いく」を開催予定。以降も継続して行うとのことなので、"子鉄"を育てる保護者の皆さんは、要チェックだ。

イベント詳細はhttps://parent.asuiku.net/ekiiku/jtos/seibuhonkawagoeへ

(2024年04月11日17時05分編集部追記:grow&partnersの要望で一部画像を差し換えました)

(2024年04月11日20時45分編集部追記:記事初出時、本川越駅が「川越駅」となっていた箇所があったため、訂正しました)

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