仏さまに「甘茶」かけたい皆さんへ 浄土宗公式サイトで「バーチャル花祭り」やってます
4月8日はお釈迦様の誕生日。そして、「花まつり」(灌仏会)だ。
お釈迦様が誕生したとき、天から神々が降りてきて祝福のために甘露の水を注いだという言い伝えから、釈迦像に甘茶をかけて生誕をお祝いするのが、花まつり。
だが、そういう行事があることは知っていても、なかなか実際にやってみたことはないという人も多いのではないだろうか。そんな人にぴったりな企画を、浄土宗が実施している。
その名も、「バーチャル花まつり2024」。
2024年4月2~9日に浄土宗公式ウェブサイト上で実施されているこのイベントでは、スマホやパソコンから、お釈迦様に甘茶をかけることが出来る。つまり、どこにいてもお釈迦様のお誕生日をお祝いすることが出来るのだ。
2024年4月8日、Jタウンネット記者が浄土宗・社会部を取材したところ、「バーチャル花まつり」は23年に初めて実施した企画で、今年で2度目の開催。
浄土宗では2014年から毎年「浄土宗バーチャル除夜の鐘」を実施しており、それの好評を受け、花まつりもバーチャルで開催するに至ったという。
「これをきっかけに花まつりや浄土宗のことを知っていただき、皆さまにとって何かのきっかけになれば嬉しいです」(浄土宗・社会部)
バーチャル花祭りでお釈迦様に甘茶をかけると、水音が流れ、足元の花がスクスク成長。
その後、オリジナルデザインの「花まつり壁紙」(全3色)のダウンロード画面に遷移する。
さらにダウンロード画面下部のフォームから応募すると、抽選で開宗850年記念お菓子「カイシュウ×ハイチュウ」がもらえるらしい。
か、カイシュウハイチュウって何なんだ......。気になりすぎる......。
「バーチャル花まつり2024」は9日までなので、甘茶をかけたい読者は急げ!