巨大カニ祭神、かまぼこ「ほぼカニ」工場に現る 参拝者の悩みを「ほぼ」解決へ!?
「ほぼカニ」という商品をスーパーで見たことがあるかもしれない。
SNS上で「まじでほぼカニだった」「ホント、ほぼカニ」「あれはマジでカニ」なんてささやかれる、見た目も味も本物のカニのようなカニ風味かまぼこだ。
そんな「ほぼカニ」を手掛けるカネテツデリカフーズ(兵庫県神戸市、以下カネテツ)は2024年4月1日、新たに作った「あるモノ」の写真を公式Xアカウントから投稿した。
「神社」である。

場所は、同社の本社六甲工場。そこに、右のハサミでカニの身のようなものを挟んでいる巨大カニオブジェと、カニの爪の像(ちゃんと「あ・うん」になってる狛カニ!)に左右を囲まれたこぢんまりとしたお社はある。
カネテツの投稿によると、こちらは4月1日に建立された「ほぼカニ神社」。
「ここでは『ほぼカニ様』が『完璧じゃなくていい。ほぼがいい。』と疲れた心に寄り添い、願いをほぼ!? 叶えてくれます」
このカニ、「ほぼカニ様」って名前なんだ......。
それはともかく、一体なぜ、本社の前にこんな神社を建てたのだろうか? Jタウンネット記者は3日、カネテツに詳しい話を聞いた。