「おばちゃん大丈夫かな?と思ったら人形だった」 不思議なマネキン集団と「謎の書」が出現...八戸駅はどうしちゃったの?企画者に聞く
謎の人形集団も出現中
同時にX上では、こんな目撃情報も上がっている。
「八戸駅、こういう人形が5メートル感覚くらいで置いてあって怖い」
「八戸駅のこれ怖いよ 人形だと最初思わんかった」
「八戸駅に着いてさ、おばちゃん大丈夫かな?と思ったら人形だったの。。。」
人々を驚かせているのは、こんな人形たちである。
手前に座り込んでいるのは、おばあさん......のような、マネキン。奥に立っている赤い服を着た人も、マネキン。
今、八戸駅ではこんな人形たちが書道作品と共に展示されているらしいのだ。
いったい、どうなっちゃってるんだ!?
謎を解明しなければならない――そんな使命を(勝手に)帯びたJタウンネット記者は3月22日、「はづのへエモーション」の企画と会場構成を担当した市民集団「まちぐみ」代表のアーティスト・山本耕一郎組長を取材した。
展覧会「はづのへエモーション」は、東日本旅客鉄道(JR東日本)盛岡支社が運行する"移動するレストラン"な特別列車「TOHOKU EMOTION」の10周年を記念して開催されている。同支社が2023年から実施している、八戸線の駅をアートで装飾するプロジェクト「駅からArt」の一環だ。
「書道というアートを使って、展覧会をやりたい」と考えた八戸駅は、普段から南部弁の書道作品を発表している地元の書道教室・俊文書道会に作品制作を依頼。そこに「一緒に何かやってもらえませんか?」と声をかけられたのが「まちぐみ」だった。
そこで山本さんは「せっかくなので今回は、ただ展示するだけではなく、八戸駅へとやってきた人に南部弁を浴びるように見てほしい」と巨大な作品を作ってもらうことにしたという。
「俊文書道会さんの普段の展示では、作品で使用した南部弁の意味をまとめたA4サイズの紙が配布されています。
今回は駅が会場で、両手が埋まった観光客や出張者が見ることもあるので、目線だけで楽しんでもらえるよう、作品の真下に大きな文字でキャプションも展示することにしました」
キャプションには「八戸駅にやってきた観光客の人に、南部弁を知って楽しんでほしい」という思いも込められている。
俊文書道会が普段配布しているものをベースに、山本さんが「まちぐみ」の組員に聞いたり、自身で調べたり体験したりしたことを加えて編集した内容を、日本語だけでなく英語でも解説。近頃多くなっているインバウンドの利用者にも向けて発信した。
「八戸は横丁文化も盛んで、夜もにぎやかです。観光客の方が展示をきっかけに一つでも南部弁を覚えてくださって、お酒を飲みながら地元の人と交流するきっかけにでもなってくれたら、とっても嬉しいなとも思っています」(山本さん)