「二車線の国道のど真ん中に立つおじいさん。東日本大震災の混乱の中、車で通りすぎてしまったけれど...」(群馬県・30代女性)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Aさん(群馬県・30代女性)
2011年3月11日、Aさんが暮らす街でも、地震の影響でパニックが発生していた。
水道管は破裂し、信号は止まり、ガソリンスタンドでは大渋滞。そんな中、車道の真ん中で1人、周囲のために尽力する男性を見た。
<Aさんの体験談>
東日本大震災のあの日、東北に比べたら被害はほとんどなかったが、地元でも信号が止まったり、水道管が破裂したり、ガソリンスタンドで大渋滞起きていたりした。
目の前であれほどのパニックが起こっていたのを、それまで見たことはなかったし、あれからも見たことがない。
自分もパニックだったろうに...
そんななか、二車線の国道のど真ん中で手信号をしているおじいちゃんが居た。
その時はあたりまえのように運転し通り過ぎてしまったが......。
ご自身もパニックだったろうに、と思う。
ありがとうと伝えたい。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)