看板犬の「お見送り」まで付いて素泊まり3500円 格安だけど豊かな温泉宿が青森にあった
看板犬だけじゃない! 温泉宿・南部屋の魅力
さて、温泉民宿「南部屋」の第一のおすすめは、やはり温泉だ。
加温・加水・循環・消毒を一切行わない"湯使い"にこだわった、源泉100%かけ流しの湯。温泉成分の凝縮した「湯の花」をそのまま浴槽に注ぎ入れているため、より濃い温泉が楽しめるという。
温泉好きには充分満足してもらえるはず、と田村さんは自信を持って断言した。

南部屋に訪れる客の2~3割は、インバウンド。台湾、香港、東南アジアの個人客が多く、欧米人も増えてきた。八戸や十和田市でレンタカーを借りて、十和田湖や奥入瀬渓流を周遊する人が多い(冬場も、除雪は行き届いているらしい)。
秋の紅葉シーズンは、5割近くがインバウンド客ということもあるそうだ。「ふとんはセルフで敷いていただいています」と、元ツアコンの田村さんはさりげなく語る。

夕食は、車で十和田市へ出かける人もいるが、温泉民宿「南部屋」でも美味しい食事を提供している。ニジマスやホタテなど青森県産の魚、地野菜、山菜など。南部地方の郷土料理「せんべい汁」を出すこともある。

料金は、冬季(11月1日〜4月24日)素泊まり大人3500円、2食付き6400円だ。格安すぎないかと尋ねると、「もともと、この料金でやってきましたから」と答えた。
「料金は可能な限り変更しない方針です」(田村さん)
奥入瀬渓流、十和田湖の自然を楽しんだ後、地元食材をふんだんに使った食事と、濃い温泉でじっくり温まる。そして、2匹の看板犬に見送ってもらう。
高級旅館とはまた一味違う、豊かで贅沢な時間を味わえそうだ。
あぁーあぁー……
— 温泉民宿 南部屋(なんぶや) (@nanbuya_towada) January 21, 2024
お客さん帰っちゃった。。。
たくさん遊んでもらいました。
おやつももらいました。
また遊んで下さいネ……
待ってます。。。 pic.twitter.com/VVHS1pf4VS
ご来館いただいた事のある方へ……
— 温泉民宿 南部屋(なんぶや) (@nanbuya_towada) February 21, 2024
何だか最近ボクら2匹の看板犬ばかりが注目されてしまい宿主がとてもスネて面倒臭いので、狭いけど当館自慢の温泉や全く何の特徴もないけど主が頑張って作っているお料理も褒めてあげていただけると助かります。
よろしくお願いします。
代 リュック・クララ pic.twitter.com/fBC6cruFcD