「バスの後ろから聞こえてくる、中年グループの会話。勇気を出して声をかけると...」(千葉県・40代女性)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Bさん(千葉県・40代女性)
高校卒業後、Bさんは仕事の都合で一時的に地方で1人暮らしをすることになった。
見知らぬ土地。休日には観光したかったが、情報収集もままならない。しかし、ある日思い切ってバスに乗ると......。
<Bさんの体験談>
今から22年前、高校を卒業した私は地元のホテルに就職しました。
その後、20歳になる直前に、応援派遣として他県の同じ系列のホテルへ2か月ほど行くことになって......。
勇気を出して話しかけたら...
1人で見知らぬ土地に行くことになって、人見知りだった私はとても不安でした。
お休みの日には観光をしようとも思いましたが、当時はスマホもなくガラケーで、パソコンも持っていなかったため、情報収集もままなりません。
「とりあえず最寄り駅まで行こう!」とバスに乗り込みましたが、「これからどうしよう......」と悩む私。
その時、バスの後ろの席から話し声が聞こえてきました。
聞き耳をたてると、おじさま、おばさまの3人グループでどうやらこれから山寺に行くようです。
私は行き方など教えてもらおうと、勇気を出して彼らに話し掛けたところ、皆様とても良い方で
「なら一緒に行こうよ」
と誘ってくださり、お昼ご飯もご馳走になり、最初から最後まで一緒に行動をさせていただきました。
見ず知らずの私に優しくしてくださり、ありがとうございました。とても嬉しい思い出になりました。
一期一会、感謝の気持ちを忘れず、人との出会いを大切にしたいと思います。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)