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銚子電鉄、衝撃のコラボ成立に王手 夢グループを口説き落とした「おにぎり話法」と「デーの女神」とは【エピソード3:灼熱の護国寺編】

大山 雄也

大山 雄也

2023.10.18 21:00
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降臨した「デーの女神」と広報部長のツボ

広報部長はA氏の話を熱心に聞いたあと、今度は夢グループについて説明し始めた。こんなことを言っていたという。

「ご承知かもしれませんが夢グループは"少し面白い日本語" (ホントにそう言った!)を話す社長の石田と、専属の歌手の保科が掛け合いながら商品の説明をする通販部門とコンサートを行う芸能部門、この二つが大きな柱です。特に通販では社長の石田がアルファベットのDを『デー』と発音しまして、従いましてCDは『シーデー』、DVDは『デーブイデー』となります。これを意外と世間の方が面白がってくれているようですが、昔から石田をよく知る我々からしたら、Dはデーであり、CDはシーデー、DVDはデーブイデーであります。ですから、なんで面白がられているのか我々も最初は実はさっぱりわからなかったんですが、まあ、世間の方に喜んでもらえているなら良いのかなと思っています」
Dは「デー」(画像はYouTube動画『夢グループ 夢ポータブル多機能プレーヤーCM』のスクリーンショット)
Dは「デー」(画像はYouTube動画『夢グループ 夢ポータブル多機能プレーヤーCM』のスクリーンショット)

「かなり初期から夢グループの公用語がDはデーであったとは!」と感心したA氏のもとに、「デーの女神(?)」が降臨した。彼の口から、こんな言葉が滑り出る。

「銚子電鉄の略称は『CDK』(Choshi Denkitetsudo Kabushikikaisya)、"シーデーケー"といいます。もし社長に銚子電鉄の紹介動画を作ってもらい、『シーデーケー』と発していただけたなら、世間の方々に喜んでもらえるのではないでしょうか?」

A氏のこの思い付きを、広報部長は大いに気に入り、「早速石田に話してみます」。後日、石田社長からも了承を得た。

かくして銚子電鉄と夢グループのコラボは、なんだかかなりすんなり決まったのであった。

エピソード4へ続く・・・・・