「恋人と喧嘩後、1人で外出した時にすれ違った見知らぬ車。目的を済ませて帰ろうとしたら、その車が停まってて...」(神奈川県・50代女性)
湖に止まる1台の車
その湖は、都内ではありますが、電車を乗り継ぐ必要があり、最寄駅からも離れた場所にあります。
駅から舗装されてはいるけれど人通りはない道を歩き、湖へ。その日は雨も降っていました。
湖を一通り散策し、寒いし誰もいなかったので帰ろうとしたところ、行く途中ですれ違った車が駐車しているのが目に入りました。
その車を通り過ぎる時に、乗っていたそれほど年配ではない男性と女性に「どこいくの?」と声をかけられました。

「一通り歩いたので帰ろうと思ってたんです」と伝えると、「それなら近くの駅まで通り道だから、乗って行きなさい」と誘ってくれました。
とても自然に、にこやかに、その自然な言葉につい甘えてしまいました。