可愛いミッフィーにも、怖~いミイラにも会えます ハウステンボス「ハロウィーンフェスティバル」の振れ幅がエグすぎる
アレの気配を感じる季節がやってきた。
いつの間にか秋の一大イベントになった、ハロウィーンである。
買い物に行けば紫やオレンジ色のお菓子が目につき、お化けや骸骨を飾り付けている店も。各所では様々なイベントも開催されている。
日本一の広さを誇るテーマパーク「ハウステンボス」(長崎県佐世保市)も、ハロウィーン一色だ。
2023年9月15日~11月5日の期間、秋季限定イベント「ハロウィーンフェスティバル」を開催中。
Jタウンネット記者は13日、スタートに先駆けて行われたプレスプレビューで一足先にフェスティバルを体験。今回は、その見どころをご紹介する。
大人気キャラクターと超巨大グルメに出会う秋
ハッピーハロウィーンパレード
15時から園内を巡るのは、日本でここだけの、ミッフィーが登場するパレードだ(天候不良の場合はミッフィーのグリーティングに変更)。
ジャック・オー・ランタンなどが飾りつけられた、ハロウィーンらしい車に乗るミッフィー。音楽とともに踊ったり手を振ったりしていて、反則級の可愛さ! 来場者も思わず声をあげていた。
さらに、9月22日からは「おばけミッフィー」との期間限定グリーティングも開催。
ミッフィーファンなら、会いに行くほかないだろう!
秋のグルメ祭
ハロウィーンフェスティバルの中で行われる「秋のグルメ祭」では、運河沿いのテラスで度肝を抜かれるメニューとも出会った。
超巨大パエリアである。
釜の直径は1メートルほど。赤、黄色のパプリカにグリーンピース、エビ、ムール貝が数えきれないほど乗っている。
食べてみると、まさに絶品。しっとりとした食感に魚介の風味を閉じこめられていた。
ヨーロッパのような街並みが並ぶ運河沿いのテラスで、ワインを飲みながら過ごすひとときも格別だ。
秋のハウステンボスではほかにも、カボチャなどを使ったハロウィン限定のグルメや、100種類のワインも味わうことができる。「食欲の秋」を満喫するにはぴったりだ。
夜は大迫力のイルミ&プロジェクションマッピングを満喫
ハロウィーンナイトウォーク
ハロウィーンなんだからもちろん、夜にも見るところがいっぱい。イルミネーションのメインエリア「アートガーデン」には、無数の光に包まれる「ハロウィーンナイトウォーク」が登場。昨年までは「パレス ハウステンボス前参道」での実施だったが、今年は場所を移してスケールアップしている。
あちこちにカボチャのランタンがあり、すっかりハロウィーン気分。そして、息を呑むほど幻想的な世界も、記者を待っていた。
ハウステンボスのシンボルタワー「ドムトールン」のほうへ伸びる小道の周りを覆う光のじゅうたん。
タワーから流れ落ちるような「光の滝」にはカボチャやおばけといったハロウィーンらしいモチーフが次々に映し出されていた。
スペクタクルランタンショーに花火に......恐怖の夜も
今年の夏初めて開催され、大好評のため延長が決まった「スペクタクルランタンナイトショー」も見逃せない。
ハウステンボスの白い建物が、プロジェクションマッピングで様々な景色をまとい、物語を映し出す。ダンスや歌、花火などの演出と合わせて、圧倒的な迫力だ。
この季節ならではのプロジェクションマッピングやイルミネーションは園内各所で行われ、ハロウィーンナイト花火(9月16、17、10月28、11月3、4日)や九州一大花火祭り(10月7日)なども実施予定。
また、10月8日からは海賊・ミイラなど「闇の使者」が暗闇から次々と現れる「ホーンテッド・エスケープ」や不気味な「ホーンテッド・ダンス・ナイトショー」も行われる。
「かわいい」「おいしい」「美しい」そして「恐ろしい」――いろんな楽しさがいっぱいのハウステンボス「ハロウィーンフェスティバル」は11月5日まで。