紙にひかれた大量の「線」の正体は... 衝撃的力作に反響「「半端ない数」「やり遂げる力がすごい」
突然だが、読者の皆さんにある画像をご覧いただきたい。
こちらは、東京都在住のライター・とりもちうずら(@uzura_3)さんが2023年9月19日に投稿した写真。紙に、なんだかものすごい数の線が引かれている。横線と横線の間を、短い縦線が橋渡ししているよう。
これは一体何なのか。とりもちうずらさんは、こう呟いている。
「ついに、128人のあみだくじが完成した」
そう、なんとあみだくじなのだ。しかも、128人でのくじ引きが可能!
かなりの力作だが使いどころがいまいち想像できない「128人用あみだくじ」に、X上ではこんな声が寄せられている。
「目がチカチカしますね(笑)」
「半端ない数!」
「やり遂げる力がすごいです」
Jタウンネット記者は20日、あみだくじについてとりもちうずらさんに話を聞いた。
エクセルとイラストレーター用いて制作
とりもちうずらさんによると、「128人用あみだくじ」は職場で少しずつ作っていったもの。昼休みを利用しエクセルとイラストレーターを用いてコツコツ制作したため、完成には5日ほどかかったという。もちろん、ちゃんと全て違うゴールにたどり着くようになっている。
なぜこんなものを作ったのか? それは、とりもちうずらさんがライターをする傍ら、「化けわらじ」という妖怪の「相棒」として全国を旅したり、各地のお祭りやイベントなどに参加したりする「妖怪活動」も行っていることに関係している。
活動の一環で、「化けわらじ」のサインプレゼント企画をX上のファンに呼びかけたところ128人の応募があったのだ。応募者の中から抽選で2人を選ぶために「128人用あみだくじ」を作ったそう。
「作り始めてから『もっと楽な別の抽選方法があったのでは......』と思いましたが、戻れないところまで作ってしまったので、このまま突き進むことにしました。完成したら結構達成感がありました」(とりもちうずらさん)
とりもちうずらさんが手間暇かけて完成させたあみだくじによる抽選だったと知ったなら、当選者もきっと、より嬉しく感じるに違いない。