「他人の金で焼肉が食べたい」 店先にド直球すぎる欲望かかげる焼肉屋が発見される
裏には「君の肝臓を食べたい」
9月4日、記者の取材に応じたSahoさんによると、「他人の金で焼肉が食べたい」提灯を発見したのは東京・中野。8月30日の夜、都内を散策しながらストリートスナップを撮影していた時だという。
「飲み屋街を撮影している時に『他人の金で焼肉が食べたい』と言う文字が目に入り、なんだこれは!自分もそう思うとパッと考えてしまいました」
「他人のお金で食べる焼肉は何故か、普段食べる時より美味しく感じますよね。皆様の反応もほぼ同意見で、大変興味深かったです」(Sahoさん)
「他人の金で焼肉が食べたい」。確かに、そうだ。他人の金で焼肉が食べたい。編集部一同、そう思います。
しかし、なぜ店先の提灯でそんな主張を? 記者は6日、この提灯を吊るす「焼肉・ホルモン 炭火焼肉いわしげ 中野店」(東京都中野区)の店長にも話を聞いた。
店長によると、同店では提灯を出す前から、「パチンコで勝ったら大体焼肉」などの「焼肉あるある」を皆で考え、店内に紙で貼っていた。そして話題の提灯は1年程前、その貼り紙の中から選抜した文言を入れて吊るし始めたものだ。
「コロナ明けで提灯を出す際に『ホルモン』や『焼肉』だけじゃ寂しいから、何か書いちゃおうかと言う話になりました」(店長)
SNS上でも話題を呼んだが、現地でも好評で、「お店でも面白いと言って頂ける方や、写真を撮って行かれるお客さんが多くいます」。
なお、提灯の裏には、「君の肝臓を食べたい」というフレーズも書かれている。同店の名物の一つがレバーだから、とのことだ。