親は楽ちん、子供は成長! 家族旅行で「お小遣い制」を導入してみた結果→効果的すぎて真似したくなるレベル
旅行中、「アレ買って」「コレ買って」と家族にねだった子供時代の思い出や、ねだられた体験がある読者は多いだろう。
旅行に行くと、お土産をいろいろ買いたくなるのは大人も子供も同じこと。でも、大人と違って子供は「お土産にどれくらいお金を使えるのか」を把握していないので、いくらでも欲しがってしまうことも......。
では、どうしたらいいのか。1つの"解決策"がX(ツイッター)で話題になっている。
今回の旅行でわたし天才!大発見!は、「子供にお小遣いを与えておく」こと。3日で1000円。4日目にまた3日分として1000円。必要な飲み物食べ物や過度ではない体験は親が払うけれど、無駄に欲しがるキーホルダーとか午前中食べたのにまたアイスとか、子供が悩んで吟味して欲しい物を買うので色々ラク。
こちらは、Xユーザーのバリ(@barbari__)さんによる2023年8月27日のつぶやきの内容。
小学1年生と2歳の息子さんと6日間の国内旅行に行ったバリさん。子供1人につきお小遣いを初日と3日目に1000円ずつ、2人に合計4000円渡した。
必要な食べ物、飲み物などはバリさんが支払うが、お小遣いをあげることで、子供たちは予算内で本当に欲しいものを考えながら買うことに。このアイデアによって、バリさん自身は楽ができたという。
買い物の勉強になっただろうが、息子さんは今回の「旅行中のお小遣い制」にどう反応したのだろう。Jタウンネット記者は31日、バリさんに話を聞いた。
目をキラキラさせ...
バリさん宅の普段の「お小遣い事情」は、定期的に決まった額を与えるのではなく、お手伝いしたお礼に10円などを渡す、といったもの。旅行中に導入された新たな制度に、小学生の息子さんは目をキラキラさせていたという。
「弟はまだお金のことも分かっていないけれど、兄と同じものを欲しがったりアンパンマンやキャラクターものが目に入ると欲しがるので、弟の分も兄に預けました。『弟と相談して協力して使っても良いけれど、独り占めはだめだよ』と伝えたら、その責任感からか少し緊張していました。ただ1000円は実際にお土産屋さんで見ると買えないものばかりで、『もっと欲しいな~』などと文句もありました」(バリさん)
そして兄弟はお揃いのキーホルダーと、旅行中のアイス、観光地にある砂の入った小瓶などをお小遣いで購入していたそう。息子さんは「自分で」買ったお土産が嬉しいという雰囲気だったという。
また、息子さん自身に何を買うかを決断してもらったことで、こんな効果もあったんだとか。
「1回300円のガチャガチャなど、いつもはやりたいとねだられますが、親が許可せず本人は納得感なくやらせてもらえないという雰囲気でしたが、今回は息子自身がお財布とにらめっこして『やらない!』と決めていたので、本人的にも納得感があったように感じます」(バリさん)
いつもと違う体験をして息子さんもきっと嬉しかったに違いない。今回の旅行で買ったお土産のことは、きっと長く記憶に残るはずだ。