「タクシーを降りようとしたら『今、お時間ありますか?』。年配の運転手は見ず知らずの私に...」(広島県・40代男性)
運転手「少し話を聞いてください」
すると60歳は過ぎている年配の男性運転手さんが、
「お客さん今、お時間ありますか?よろしければ少し聞いてください。話させてください。私は宗教家等ではありませんがね」
と話を始めました。

「山を思い起こしてください。そこには高く大きな木がありますね。そして低い木もあるでしょ、花も草も、枯れている木も、落葉もたくさんあるでしょ。全てがあって山なんです。無駄なものは何一つありません。何一つ無駄なものはなくて、全てが必要なんです。分かりますか?お伝えしたいことが。あなたは死んではいけませんよ!!死んではいけませんよ」
運転手さんは少なくとも10分ほどかけて、このような内容の話をしてくれました。
先程、初めて会った見ず知らずの私を、「いいですか!死んではいけませんよ!!」と諭してくださったのです。
個人タクシーの年配のドライバー様、優しくしてくださったことは一生忘れません。
私は頑張れてます。ありがとうございます。
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