何故そんな場所に穴が... 白ふわワンコを「一ツ目タヌキ」にしてしまうオブジェがこちらです
たぬきのオブジェかと思ったら...
なぜか1つしか目が無いように見える中くらいのタヌキ。こいつこそが「珍しいタイプの顔出し」である。近づいてみよう。
顔を覗かせているのは人ではなく、白い犬。ビションフリーゼのせとくん(1歳、オス)だ。カメラ目線でこちらを見つめている様子はとても可愛らしい。タヌキの顔からなので、どうしても珍妙になってしまうが......。
20日、Jタウンネット記者の取材に応じた、投稿者・@seto_1022さんによると、タヌキたちを見つけたのは福井県のレインボーライン。名勝・三方五湖を一望できるスポットだ。
「最初はたぬきのオブジェかと思ったのですが、裏に回ってみたら中に入れて顔を出せるようになっていたので、ついやってしまいました笑」
せとくんはタヌキの顔出しから顔を出している時、カメラを大人しく見つめていたそうで、「目の部分から小さな顔がポツンと覗いているシュールな光景には爆笑してしまいました」。
タヌキたちは、裏に回ってフタを開けることで顔を出せる仕組み。中くらいのやつと小さいやつの顔がパカッと開くようだ。
レインボーラインによると「タヌキの顔ハメ」は、ふもとの漁師村に古くから伝わる民話「大名たぬき角兵ヱ」をモチーフにしている。
夜に大名行列をしたり村人をだましたり、少し迷惑で意地悪だったが、助けてくれることもあったタヌキ「角兵ヱ」。村人たちは角兵ヱのことが大好きだった。そんな民話を伝え、触れ合いの機会を作るために作られたそう。
読者の皆さんもレインボーラインに行ったら、タヌキの目玉になってみてはいかが? 2人で覗くと、ちょうどいいかもしれない。