「お前はもう、乗っている」 大阪モノレールの車掌室で仁王立ちするケンシロウ、激写される
2023年7月5日、大阪モノレールの車掌室にあの男が現れた。人気漫画「北斗の拳」(集英社)の主人公・ケンシロウである。
大阪モノレールの制帽を被り、鋭い視線で車掌室に立つケンシロウ。彼は、この日2回モノレールに乗車。1回目は13時51分大阪空港駅発、14時30分門真市駅着。2回目は14時52分門真市駅発、15時30分大阪空港駅着だった。
フィギュア制作で知られる海洋堂(大阪府門真市)のテーマパーク「海洋堂ホビーランド」の公式アカウント(@KHL_PR)が投稿した動画には、ツイッター上でこんな声が寄せられている。
「お前はもう、乗っている!!......」
「ちょっと怖いけどめっちゃ守ってくれそう」
「不正乗車するやつはもう○んでいる」
第64代北斗神拳伝承者であるケンシロウは大阪モノレールの車掌室で何をしていたのか。
Jタウンネット記者は6日、ツイッターに動画を投稿した海洋堂ホビーランドのマネジャーに話を聞いた。
反響次第で再乗車の可能性も
同氏によると、ケンシロウがモノレールに乗ることになったきっかけは、大阪モノレール沿線をめぐる「大阪モノレールでぐるっと探検 夏のスタンプラリー」。三井ショッピングパーク ららぽーとEXPOCITY (大阪府吹田市)と伊丹空港を運営する関西エアポート(大阪府泉佐野市)が共催するイベントで、大阪国際空港を含む5つの施設にスタンプ台が設置される。海洋堂ホビーランドもスポットのひとつだ。
7月14日~9月24日のスタンプラリー期間に合わせ、海洋堂は7月5日~9月25日の期間、大阪空港駅の改札前にケンシロウの等身大フィギュアを展示することに。ホビーランドが入居するイズミヤ門真店の1階に設置されていたもので、以前、千里中央駅に展示されたこともあるなど大阪モノレールとは縁が深いのだという。
そして、ただ展示されるだけでなく、初日の5日は「輸送」という名目で海洋堂ホビーランドの最寄りの門真駅から大阪空港駅までモノレールに乗車したのだ。
ケンシロウは7月5日限定でモノレールの車内に登場したが、再び乗車する可能性はあるのか。記者が質問すると海洋堂ホビーランドのマネジャーは、
「反響次第で、大阪空港駅から帰る時も乗車する可能性もあります」
と答えた。