200円でハンバーグ3個ゲットのチャンス 各地の祭りに出ているらしい「ハンバーグくじ」知ってる?
香川県のお祭りでお目にかかれるローカル屋台があるらしい。
こちらはツイッターユーザーの白米(@firefront9919)さんが、2023年6月11日に投稿した写真。鉄板で茶色くて楕円形の何かが焼かれているが、一体何の屋台かというと......白米さんは、画像とともにこう呟いている。
「香川のお祭りには『ハンバーグくじ』というローカル屋台があり、くじを引いて出た数字の本数ハンバーグがもらえます(ちな私は1しか出たことない)
県外に無いと知って衝撃を受けた私の推し屋台です」
「ハンバーグくじ」。生まれも育ちも埼玉県白岡市のJタウンネット記者にとって、初めて聞く単語であった。
くじによってもらえるハンバーグの個数が決まるなんて、なんとも楽しそう。
どんな屋台なのか気になった記者は、投稿者・白米さんに取材した。
数字が書かれた割りばしを引いて......
「ハンバーグくじ」はどのようなシステムなのか。香川県出身の白米さんは次のように説明した。
「1回150~200円で、1~3などの数字が書かれた割りばしを使ったくじを引きます。引いたくじに書いてある数字の本数のハンバーグ串がもらえました」
ハンバーグには串が刺さっていて、屋台に置いてあるソースをお好みでつけて食べるそう。
今回白米さんが投稿したのは、2022年1月1日に香川県東かがわ市の與田寺(よだじ)で撮影したもの。200円で最大3つのハンバーグがもらえる。白米さんのこれまでの経験では、「1を引くのが大半で、2か3が出たら当たり」という感覚らしい。
「中学生の頃には同じ屋台で3回以上トライして、結局毎回1しか当たりませんでしたが、味が好きで買っていたのであまりくじに拘っていたわけではなかったです。
私は1しか当てたことありませんが、友達が目の前で3を当てて3本貰っているのは見たことがあります」
香川県のローカル屋台として紹介された「ハンバーグくじ」だが、白米さんの投稿には、
「徳島にもあった、懐かしいな...」
「これ、大分昔に島根でもあったな。懐かしい」
「昔、大田彼岸市(島根)であった
釘打った代にビー玉を転がし、入った所に書いてある本数を貰えたお店や、ゲーム機で本数決めるお店もあったような記憶」
といった香川県以外での目撃情報をはじめ、くじではないやり方で本数を決めることがあるという情報も寄せられていた。また、個人ブログやツイートでも、山口県長門市の「赤崎まつり」、愛媛県松山市の「椿まつり」、広島県呉市の「土曜夜市」、佐賀県唐津市の「唐津くんち」、福岡市東区の「筥崎宮放生会」でのハンバーグくじについて言及するものが。
もしかして、記者が知らないだけで、結構メジャーな屋台なのか? 皆さんの地元には「ハンバーグくじ」、あっただろうか?